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結婚後、すぐにでもと赤ちゃんを望んだのですが自己流のタイミング法では授からず、1年後から近隣の産婦人科の不妊外来にて治療開始。
月経周期は、28日?30日とほぼ規則的のため排卵日の特定をしやすかったものの、クロミッド・デュファストン・カバサールを使用したタイミング治療では授からず、約半年後に不妊専門病院に転院。(この期間に、卵管造影検査・精子検査・血液検査を行い、高プロラクチン血しょう以外は問題ない)
転院後、フーナーテスト(2回)で不良と診断され抗精子抗体検査を行い問題ないとの結果に。医師からの勧めで、2回のタイミング治療後に人工受精へステップアップすることになる。
もともと、『妊娠するまでは産婦人科には行きたくない』と思っていた程、不妊治療には抵抗があったのですが、赤ちゃんが欲しいという思いとそれまでの治療期間や考えられる治療法を考慮して人工受精へと踏み切る。
旦那は幸いなことに、とても協力的であり、私の考えを尊重してくれる人なので精液検査や、精子採取に関して嫌な顔をせず頑張ってくれました。(きっと辛かったでしょうが・・・)
私の場合は、洗浄濃縮した精子を、子宮に注入するという方法でした。当日は朝一番に自宅で採取した精子を持参し、洗浄・濃縮時間30?40分待ち(その間に排卵の状況を確認するため診察有)、再度診察室で人工授精。
時間は約5分程度で、少し鈍い痛みが一瞬ありますが通常のエコーで卵を確認する時とほぼ変わらないような痛みでした。
注入する際に、医師より『あなたのご主人の名前をフルネームで言って下さい』と言われ、精液が容器のふたに書いてある名前と相違ないかの確認がされました。
注入後はすぐに診察台から降り、隣の診察室で簡単な説明を受け、その後、排卵促進の注射を打ち(施術が排卵前の時は)奥の休憩室で15分ほど腰を高くして安静にし、帰宅するといった流れでした。毎回、感染症予防の抗生物質が2日分処方されました。
私は、6回目の人工授精で初めて奇跡的に授かることができました。 治療中は、特に大きな不妊原因もなく、『何で出来ないの??』と思うことが多かったです。
強いて言えば、フーナー検査が不良だったので、『人工授精は、フーナーテスト不良の人に有効』といった説明を受けて、『じゃあ、1?2回目で授かるだろう』と安易に考え、けれど毎度毎度撃沈で、私の原因は着床障害なんだろうなぁと、勝手に決めつけていたこともありました。
少し諦めかけていた、4回目、5回目、の後『6回目の次は体外受精に進みます』と、医師に告げとてもリラックスした気持ちで最後のAIHを受けました。
回を重ねてもなかなか妊娠できないと、かなり不安になり、諦めそうになりますが、少しだけゆったりした気持で臨むとうまくいくこともあるのかなと思います。
今からチャレンジする方!!抵抗感よりも、赤ちゃんをこの腕に抱きたい!!!という思いが強い方にはぜひお薦めします!
余談ですが、6回目の時だけは何故か痛みを全く感じず、また、今まで5回行った時は、必ず出血(うっすらおりものに混ざる程度で心配はいらない)が、翌日出ていたのですが、出血もありませんでした。
もちろん出血しても妊娠に至った方は たくさんおられると思いますが、少しでも傷・炎症等が無い方が良いと聞いたことがあったので、勝手にそれでうまくいったのかな・・・と思ってます。
最初は、「人工」って言葉にかなり抵抗を感じましたが、今では、ちょっとだけ手助けしてもらって赤ちゃんが授かれる、とっても素晴らしい医療だと感じます。