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子宝草の育て方 e-妊娠

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子宝草(こだからそう)とは、その名の通り沢山の小株を残すことから子孫繁栄の象徴として、妊娠を望む時に育てる植物と言われるようになりました。

子宝草は多肉植物ですが、外見は一般的な植物の葉です。色もきれいな緑です。葉の縁がデコボコと波打つような形状をしていて、葉先が丸みを帯びていることが外見の特徴です。このデコボコの部分に子宝草の子どもができます。

子宝草は正確には、ベンケイソウ科カランコエ属の胡蝶の舞(こちょうのまい)と子宝弁慶(こだからべんけい)の2つを親にもつ交配種です。子宝弁慶も、外見は子宝草に似ています。違いは、子宝弁慶の方が葉先が尖っています。

子宝草の繁殖力

子宝草の特徴の1つでもある繁殖力は、子宝を願う時にあやかりたい自然の力強さがあります。子宝草は、人間が手を加えて繁殖させているのではない事からも、子宝草そのものの繁殖力の高さがわかります。

子宝草は、葉の周囲がデコボコです。これは、デコボコ部分に更に小さな葉がでてきて小株になるからです。つまり、子宝草は、子宝草自身の葉だけで繁殖できるのです。

葉の周囲についた小さな葉は芽吹いて小株をつくります。この頃になると子宝草の葉の周りは、小さな葉の小株で囲まれて、もこもこしたモールが付いているように見えます。これらすべてが1枚の葉からできる小株となるので、子宝草の小株をお裾わけする人もいます。

子宝草を育てる土

子宝草を育てる為の土は、水はけが良ければ通常の培養土でも育てることができます。子宝草は多肉植物なので、サボテン用の土で育てる人もいます。ただ、子宝草は胡蝶の舞(こちょうのまい)と子宝弁慶(こだからべんけい)との交配種なので、どちらの特徴が強く出るかはそれぞれです。

子宝草を直接、地植えする場合は日当たりが良くて水はけの良い地面を選びます。プランターや素焼きの鉢で育てる時は、底の部分に水はけ用の穴があるタイプがおすすめです。

プランターや鉢で育てる時は、底の水はけ部分に小さめの石を敷くと水はけしやすくなります。初心者でも簡単に子宝草を育てていくことが可能です。

子宝草とハイドロカルチャー

ハイドロカルチャーは、土を使用せずに植物を育てる水耕栽培の一種です。土を使わずに茶色いボール状のハイドロカルチャーで子宝草を育てると、室内インテリアにもなります。

土を使用しない分、独特の土の匂いや汚れが無いので、食事をする場所にも気軽に飾ることができます。鉢のように受け皿を使用しないので、場所もとりません。

ただし、ハイドロカルチャーは土を使わない分、水はけなど育て方には注意が必要です。ハイドロカルチャーは日が当たり過ぎると中が蒸れてしまいます。そして子宝草の最大の特徴でもある繁殖力も、土栽培よりはゆっくりになるケースがあります。

これから沢山、子宝草を育てていきたい初心者は先ずは土栽培で繁殖させる方が確実かもしれません。子宝草をたくさん育てていたり、既に小株がたくさんついて繁殖している時は、ハイドロカルチャーを使用して子宝草を室内インテリアに取り込むことも良いでしょう。

子宝草を育てる環境

子宝草

子宝草は日当たりの良い場所で育てます。春は温かくなったら、子宝草を陽に当ててあげたいので窓辺や風が強くあたらないベランダで育てます。長時間の強い日差しと多湿には弱いので、真夏の日中は少し遮光する配慮をします。

子宝草は、秋冬は涼しくなったら室内で育てる方が安心です。最低で10度はないと、寒さに負けてしまいます。小さな小株は寒さに負けると溶けるように消えてしまいます。室内でも真冬の朝晩は室温がかなり下がることも考えられます。

子宝草に寒さの影響が心配な時期は、朝晩は発泡スチロールの中に入れてあげたり、鉢を新聞紙でくるむだけでも防寒対策に差がでます。

季節を問わずに雨が降り続く時は、子宝草の根腐れが心配です。雨が直接当たらないように場所を置き替えましょう。

子宝草の水やり

多肉植物はサボテンも有名ですが、子宝草も水はけが大切です。春夏は表面の土が乾いていたら、鉢の底から水がでるくらいたっぷり水を与えます。でも毎日ではありません。タイミングは土の表面が乾いたらです。

冬は寒くなったら、もっと水やりを控えめにします。ただし、放ったらかしにしていると葉がピンク色に変色し始めます。変色した部分は戻らないので、水やり回数は少なくても葉の状態はこまめに見てあげます。

暖房にも気を付けます。子宝草はエアコンの風が直接当たらない場所に置きましょう。乾燥気味の状態で育ちますが、決まった部分に風があたり続けると葉の表面が乾燥してしまいます。

しかし子宝草は基本的に乾燥に強い植物なので毎日お水をあげなくても平気です。また子宝草は大きさや値段も手ごろな感じで、赤ちゃんを望んでいる方のガーデニングには最適といえます。

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