←こんな基礎体温表を簡単作成。自分の基礎体温と妊娠した人たちとのシンクロ検索が可能
排卵とは、月に1度卵巣から卵子が排出されることです。排卵された卵子が精子と出会うことを受精といいます。この卵子が排卵される日ことを「排卵日」といい、排卵日の付近に性交をすることで妊娠する確率が高くなります。
基礎体温を測っていると排卵後には体温が高くなることが特徴です(高温期)。つまり高温期に入れば「排卵があったと確認できる」わけです。
排卵日は次回の生理予定日の2週間前になります。1~2日の誤差はありますが、これは月経周期が短い人でも長い人でも変わりがありません。
排卵は脳の下垂体が卵巣に働きかけることによって起こります。卵胞刺激ホルモン(FSH)が卵胞を大きくして、そして時期が来れば黄体形成ホルモンが大量に分泌され(LHサージ)、卵子が排出されるのです。
不妊治療の1つ「タイミング法」とは、この排卵する時期を医師が見極めていく治療法です。医師が卵胞の大きさを定期的にチェックをしていき、そして排卵が近づくと「性交を持ってください」と指導されるわけです。
一般的に卵子が卵胞から排卵する大きさは2cm程度です。排卵が起こると抜け殻になった卵胞は黄体化してプロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌するようになります。
排卵が起こらないことを「排卵障害」といい、この状態では妊娠することはありえません。妊娠するためには、まずは排卵することが何より大切なのです。
排卵→ovulation
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