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排卵障害とは、排卵が規則正しく行なわれていない状態を指し、不妊原因の1つにあげられています。排卵が全くない「無月経」のほかにも、月経周期が乱れている「生理不順」も排卵障害に当てはまります。
排卵障害の原因には、大きく別けて心因性のものと内分泌性のものがあります。心因性の排卵障害では、ストレスや重圧、無理なダイエットや不規則な生活などを繰り返すことで、今まで規則的にあった排卵がなくなってしまうことがあります。
その他にも上記のような心因性の原因がないのに、内分泌のバランスが悪いこともあります。多嚢胞性卵巣症候群、高プロラクチンと呼ばれるものが代表的です。
排卵障害の治療には「ホルモン療法」が必要になります。排卵が行なわれないことには、妊娠はありえません。そこで「排卵誘発剤」と呼ばれる薬を月経周期の5日目あたりから5日間服用して、卵胞(卵子の入っている袋)を人為的に成長させてやるのです。
排卵障害の多くの場合は、排卵誘発剤(クロミッドなど)を服用することで排卵が起こります。しかし重度の排卵障害になると排卵誘発剤が無効なケースもあり、このような場合の治療ではHMGという注射をしていくことになります。(ゴナドトロピン療法)
排卵 無排卵性月経 内分泌異常 多嚢胞性卵巣症候群 高プロラクチン クロミッド 排卵誘発剤 卵胞 HMG ゴナドトロピン療法