一般的に子どもの発達は、はいはい、つかまり立ち、ひとり立ちと、とんとん拍子で進みますが、始めの一歩は少々時間がかかるようです。
始めの一歩は大変な緊張です。私たちが初めてスキーやスノーボードをした時の感じに似ているかもしれませんね。少しするとふらふらして転んでしまう所までそっくりです。1度足が出始めると次は早い傾向にあります。一日中でも歩く練習をしている筈です。
この頃の赤ちゃんが統計的にもっとも事故が多いそうです。行動範囲が広がった赤ちゃんは転落したり転倒したり誤飲したりもします。普段から部屋の中には注意を払い安全な状態にしとかなければいけません。ありがちな事故をあげておきます。
危ない事をしたときに「ダメよ」だけでなく「これはあっちっちだからダメよ」と理由を付けるといいですね。その頃はまだ言葉を理解できなくても、少しするとやかんを指差し「あっちっち」と言ったり、階段で「ごろごろ」と言ったりするようになります。
ママは目が離せなくて大変な時期ですが、もう少しすると子どもは「これはダメ」と言った事を段々しなくなってきます。この時期が一番好奇心が旺盛なころです。