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産婦人科と内診(もうちょっと詳しく)

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内診の心構え

妊娠をすると産婦人科では内診で、子宮の様子や胎児の状態を確認します。しかし、妊婦検診でも内診に対する嫌悪感を抱く妊婦が多いのも事実です。

内診台にのって産婦人科で検診を受けることを、嫌だと思ったり恥ずかしいことだと思う人もいます。内診台も慣れないものです、人によっては恥ずかしく感じるのも仕方の無いことです。

女性は妊娠を望むと内診台での診察を必ず経験するものです。内診が苦手な人や、妊婦検診の内診に恐怖心を持つ人も多いのですが、内診は妊娠・出産では避けては通れない道です。内診の目的や、内診を受ける時のコツを知って恐怖心を和らげましょう。

産婦人科内診でわかること

産婦人科の内診では目には見えない子宮の状態や、妊娠後の変化を調べることができます。エコー検査とは違う視点で赤ちゃんの様子をチェックできます。内診は、経験を積んでいる医師や助産師だから分かることで、けっして自分自身では判断できない部分です。

産婦人科の内診は、恥ずかしさから避けて通りたいと思う人がほとんどです。でも、内診でしか分からないことや、口頭だけでは伝わりにくい症状もあります。

産婦人科の内診を避けて通らないことで、自分にとって良いこともあります。内診を避けて通らない分、目に見えない子宮や膣内の状態が分かることが産婦人科の内診のメリットなのです。

産婦人科の内診台

産婦人科の内診

産婦人科の内診台には歯医者や、通常の診察台とは少し異なる特徴があります。産婦人科の内診台を見て、1番最初に内診への恐怖を感じる人も多いほどです。

産婦人科の内診台は、上半身を起こすと同時に下半身も持ち上げる特徴があります。内診台によっては足をのせて開脚します。この姿に嫌悪感や羞恥心をもつのは初産婦だけではありません。経産婦にも何度経験しても慣れないという人がいます。

産婦人科の内診台が下半身を持ち上げるのは、妊婦検診時の内診をしやすくするためです。子宮の様子だけではなく、おりものや膣の様子も観察して感染症の有無も確認するのです。もしも感染症が悪化したり、出産まで治らない場合は赤ちゃんにも影響する恐れがあるからです。

産婦人科の内診台で足を固定したり、両側に開いて台に足を置くのは出産時も同じです。大きなお腹になっても、内診で妊婦自身が辛くないように、足を置く場所があるのです。そう考えると、内診台の足を置く場所は妊婦への配慮とも思えます。

内診台自体も、他の診察台よりも幅にゆとりがあります。妊娠中の体型変化にも対応でき、妊婦が自分で動ける幅があります。背もたれも幅があるので大きなお腹を支えることなく診察を受けることができます。

産婦人科の内診台は初めこそ、驚くような外観ですが、妊婦検診や妊婦の体にも対応できるように作られているので、安心して体を預けることができます。医師とはお腹付近でカーテンがひかれて、直接見えないような配慮もします。

内診前の問診

産婦人科では内診をすぐに行うわけではありません。先ずは本人の体調や体の調子を問診(もんしん)して、内診に移行します。内診前の問診はとても大切です。最近のおりものの状態が気になる時や、月経量が不安定な時は問診で伝えておきましょう。

膣の状態や健康面を、面と向かって話すのは恥ずかしいものです。病院によっては問診前に問診表に自分で記入する場合があります。面と向かって言いたくない、声に出すと恥ずかしい時は問診票に書きます。

内診に対して恐怖感や不安を持っている時は、正直に相談して協力してもらうのも1つの方法です。看護婦さんが傍で話しかけてくれたり手を握ってくれたり、病院側もリラックスできる環境作りとフォローがあると安心するものです。

内診前の準備

産婦人科の内診は医師の手元が見えないように、たいてい内診台のお腹付近にカーテンのような仕切りを作ります。仕切りから医師側は衣類を脱ぎます。スカートならお腹周りまでたくしあげることができるのでお勧めです。スカートは足を開きやすいフレアーなど、ゆとりのあるデザインだと楽です。

内診の時は緊張をほぐす為に、深呼吸することも有効です。スカートのウエスト部分をベルトで締め付けていると、内診台で深呼吸しにくい状態になることがあります。内診を受ける時はウエスト部分もゆったりしているとリラックスしやすくなります。

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