妊娠判定から出産まで、1人の妊婦ゆりさん(仮名)の妊娠症状と妊婦健診の様子を紹介します。はじめての妊娠で健診に緊張する人や、どんな検査をするのかわからない時の参考にしてください。お腹も膨らんで胎動を感じる幸せがあります。6回目の妊婦健診は妊娠7ヶ月、24週です。
妊娠7ヶ月に入ったので、ここからは月に2回、約2週間ごとの妊婦健診になりました。ゆりさんは里帰りでお産予定の病院に、最初から通院していましたがこの時期になるとお産準備の話が多く出るようになったそうです。
妊娠7ヶ月にはいったゆりさんは、体重が妊娠前と比べてプラス5.3キロ。前回は21wでプラス4キロだったので2週間で1.3キロ増えました。少し増加ペースがあがってきたようですが、妊娠7ヶ月では赤ちゃんも成長しているので、多少の増加は気にしないことです。
血圧は1回目は上が131、下が63でした。受付を済ませたばかりだったので時間をおいて、落ち着いてから再測定すると上が128、下が71でした。前回よりも少し血圧が高くなりました。
妊娠7ヶ月の妊婦健診前に採血を行いました。これは妊娠中の一般的な検査の1つで血糖や貧血の有無をチェックします。
採血の1時間前にサイダーのように透明な液体のブドウ糖を飲みました。これは糖負荷試験になるそうです。
腹部エコーは、お腹が大きく膨らんできたので広範囲に検査用ゼリーを乗せている印象でした。ゆりさん自身、診察台に寝ていると下腹部が見えないので画面をみて確認しました。このとき腹囲は84.5㎝ありました。
妊娠7ヶ月頃の赤ちゃんは胎動を感じやすくなるように腕や足が発達して、筋肉や皮下脂肪もつきはじめます。妊娠初期は皮下脂肪がなく、細くみえた体もふっくらし始めています。
今回のエコーは赤ちゃん全体が丸みを帯びて、顔も輪郭がはっきりしてきたことが印象的でした。なにより
妊婦健診の一環で助産師外来がありました。助産師と2人で現在の妊娠症状について話しながら、心音チェックをしました。全体的におだやかで話しやすい雰囲気だと感じたそうです。
助産師外来はお話しがメインで1回30分でした。ゆりさんの場合は、まだ働いていたので通勤経路で大変なことや通勤時間、会社での仕事負担についての質問がありました。
妊娠中もデスクワークが中心になるものの、妊娠症状が強くて不快なときはストレスがたまりやすいこと、通勤時はシートに座って混雑や乗降時にお腹に衝撃が加わらないように気を付けていることを話しました。
産休の有無や今後の予定も大まかに話がありました。乳頭のチェックもあり、そろそろ母乳のために必要な栄養素やマッサージも知りたいと感じました。
妊娠7ヶ月の妊婦健診は9200円でした。妊婦指導料が3500円、それ以外も自費で抹消血液一般検査1000円、尿検査500円、HTLV-1抗体価検査2200円、糖負荷試験2000円。
これに自治体の妊婦健診割引を使用して6000円ひかれたので、実際に支払った金額は3200円です。
妊婦健診は毎月のように異なる検査があるので、なかなか同じ支払金額には定まりません。
妊娠7ヶ月では時間をずらしたり、作業を増やさないように仕事を続けていますが、来月からは産休にはいることが確定しています。ゆりさんの業務では代わりになる人が必要だったので作業の引継ぎに気を遣っている状態です。
安定期といっても精神的に不安になってしまったり、疲れやすいことは変わらないので、仕事が長引いたり約束の時間が決まっていると、休息がとりにくく大変だと感じました。
職場の協力もあって妊婦健診のときは午後から休みをとったり、どうしても体調が悪いときは対応してもらえたのでここまで働くことができていると感じているそうです。
妊娠7ヶ月は仕事に向かう通勤途中でお腹が張ったり、痛みを感じることもあったので、やはり安静が必要なときは休める環境を作るべきだとも感じています。
次回→健診、7回目(28w)
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