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妊娠9ヶ月、静脈瘤が気になることは?

静脈瘤が気になることは?

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9ヶ月ともなるとおなかはだいぶ大きくなってきます。 その中で気になるトラブルの1つとして静脈瘤があります。

アンケートによると静脈瘤が気になる人は1割程でごくまれの人を入れても2割程度です。 8割の人はそこまで気にならないようですがそうなるまえに予防しておくとよいでしょう。

まず静脈瘤とはなんでしょう? 大きくなってきたおなかに下半身が圧迫されて血行が悪くなり 静脈がうっ血してできるこぶやふくらみのことです。 青いあざのように見えたりもします。

静脈瘤が膣や外陰部にできると痛みがあったり、お産のときに出血する場合もあるので注意が必要です。

妊娠ホルモンの影響で静脈が緩んで拡張して組織がむくみ、血液量が増加するのです。 静脈の役目とは汚れた血液を重力に逆らって体の末端から心臓へと運ぶことなので静脈には逆流を防ぐ弁がついています。 この弁が壊れていたりなかったりすると重力がかかっている部分に血液がたまり、瘤ができるのです。

重症度は人により違います。 足が重く感じたり、ふくらはぎが痛んだり、むくんだり、血管が盛り上がったりと症状は色々です。 まれに静脈瘤に伴って静脈血栓症を起こすこともあるので症状があれば必ず医師の診察を受けましょう。

生理的なものなので出産が終わればこの症状はほとんどの人がなくなります。

予防としては 体重が増えすぎないように管理しましょう。 休むときはクッションなどで足を高くして左側を下にして横になるようにします。

お風呂の中で足をマッサージするのもいいでしょう。 またサポートストッキングも足を外側から圧迫して血行を促すと効果があります。

気持ちも落ち着くので症状や心配事があれば主治医に相談しましょう。

静脈瘤が気になることは?

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