「かなり腰が痛くなった」9.2%、「多少感じることがある」41.0%、「感じない」49.9%、というアンケート結果になりました。半数の人が「腰痛を感じることがある」と答えましたが、では妊娠超初期の腰痛の原因は何なのでしょう?
妊娠超初期の腰痛について当サイトなりにも調べてみました。が、子宮がまだ大きくなっていない母体には、骨盤のゆがみや変化などの影響はほとんど考えられません。それなのに半数の人が「腰痛を感じる」と答えたのは、骨盤内の違和感やおなかの張りが原因だと考えました。
おなかの張りは妊娠初期症状としてはありがちで、胎盤の形成や腸にガスが溜まることが原因の1つです。それに加えて子宮がわずかずつ大きくなる違和感が「腰痛らしき痛み」になったのかもしれません。
ともあれ腰痛は妊娠超初期の症状としては、当てはまるかは微妙なところでしょう。「腰やおなかの辺りの何かしらの違和感」、いつもの生理前と比べてこんな症状があったら妊娠の可能性は増えてきそうです。
さて、実際には臨月が近くなってくると腰痛に悩まされる妊婦さんがほとんどです。出産のために骨盤の関節が緩んできて軟骨も柔らかくなってくるからです。さらにおなかも大きくなりバランスを取るために、肩を後ろに引いておなかを突き出すポーズが腰痛を増長させるからです。