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通ってる不妊治療専門の病院では初歩的な検査の一種なのでその流れで検査しました。通院3回目でした。
事前に「子宮にカテーテルを入れ、バルーンを膨らませたときと、造影剤を入れたときに痛みが出る人がいますので、痛み止めの筋肉注射を希望の方は言ってください。
痛み止めと言っても痛みを和らげる程度で注射自体も痛いので人によっては2回痛い思いをするだけになってしまうこともあります」と、こんな説明だったので私はしませんでした。
また、市販されている痛み止めの錠剤があることを事前に教えてもらえましたが、私はそれも飲みませんでした。(薬局に買いに行ったら、「普通は病院で処方してくれるんだけどなぁ〜」と薬剤師さんに言われ、それもそうだよな〜と思い、余計な薬を服用したくもないので飲まずに臨もうと思いました、が先の説明だったので結局はなにもせずに検査することに)。
私のほかに3人検査をする人がいました。順番に呼ばれ私は1番最後でした。まず内診台にあがり、カテーテルを入れます。
その前に投薬や注射、血圧測定等はまったくなし。カテーテルを入れたら、(バルーンカテーテルというようです)子宮の入り口を止めるためにバルーンを膨らませます。ここではまったく痛みがなかったです。
その後、カテーテルをブラブラさせたまま、ノーパンでしばし待たされました。私はロングスカートにトレンカで行ったので下着とトレンカを脱いでも問題なしでしたが、他の方は皆ズボンでスカート持参していました。
その後、先生に呼ばれて、レントゲン室で造影剤の注入。前の3人とも痛そうなそぶりもせず普通にレントゲン室から戻ってきていました。
前半は痛みもなく先生の説明を聞きながら画面を見てましたが、途中から味わったことのない鈍痛が走りました。
痛みで声も出ず、その後便意も感じてじっとすることもできずに台の上でモゾモゾしてたら、先生に「動かないで」と一喝。
ひどい冷や汗と緊張でおしりの筋肉が硬直してしまい歩くのもままならない状態で「下着をつけて受付へお願いします」と言われても動けず。
私は貧血と吐き気めまい、過呼吸状態になり手足がしびれ急きょ処置室で横にならせてもらいました(通常はこのまま外へお散歩の予定)。
それも「少し休みますか?ベッドで横になるか、ソファで休んでもらってもいいですよ」と言われ「横になりたいです」と自分から申し出ました。20分ほど横になると痛みもなくなったので散歩に出ました。
その時「顔色も戻って大丈夫そうですね」と言われたので、検査直後はおそらく顔面蒼白だったと思います。散歩から戻り、またレントゲンを取って、終わり。
相当な痛みだったので癒着やつまりがあるのかと覚悟をしてましたが、検査の結果は「詰まりもなく、きれいに通ってます」とのことでした。
その後、感染症予防の抗生物質をもらって帰宅。14時45分に受付して、終わったのが17時半過ぎでした。
痛みに強いほうだと思っていたし、今まで婦人科系の疾患もなく生理も軽めで生理痛も人並みだったので、卵管のつまりもないだろうと変な自信もあって痛み止めも飲みませんでした。
なのでまさか自分がこんな痛い目に合うとは思っていませんでした。検査のあとはこんなんで出産に耐えられるのか・・・と不安もよぎり、こんなんだったら妊娠しなくてもいいかもと思うほどでした。
痛みに多少自信がある人も、念のため痛み止めの注射をしといたほうがいいと思います。他の方の体験談を見ると病院で座薬や錠剤など検査前に処方してくれると知り、そういう病院のほうが親切だと思いました。
検査ひとつとっても病院によってこれだけ違うことを知り、痛みがひどかっただけに優しい言葉のひとつもかけてくれなかった先生に少し怒りと不信感を覚えました。
初診と2回目の診察までは院長先生だったのですが、この検査は初めて見る女医さんでした。もしかしたら院長先生だったら痛くなかったんじゃないか?と検査後に思いました。
また気分が悪くなって横になっていたのは処置室のベッド。カーテンで仕切られましたが、そのすぐ隣では他の患者さんの処置を行ってたのに驚きました。
意識が朦朧とする中、「○○さん、採血しますね〜」とか「体外受精に備えて・・・」とか他の患者さんとのやり取りが丸聞こえ、患者さんはまさかカーテンの後ろに別の患者が寝てるなんて知らないので、治療中のかなりデリケート話をペラペラと話してました。
この状況を考えると、検査後にきちんと休む場所が準備されていないのおかしいのではないかと思います。
そもそもたまに気分が悪くなる人がいるとわかっていながら、きちんと休憩する場所が確保されていない病院・・・大問題のような気がします。
今回の検査で病院をいろいろと知れたのである意味よかったと思います。幸い、院長先生はよさそうな人なのでしばらくはこのまま通院しますが、もし転院するとしたらこれからは病院の施設・実績だけにとらわれず、細かな配慮が行き届いた病院を選びたいと思いました。
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