マタニティマークは妊娠して初めて使用する、妊婦と赤ちゃんをシンボルにしたマークです。現在、厚生労働省で紹介している他にも可愛いデザインがあります。「マタニティマークを使いたいけど、どこで手に入れたらよいの?」と、思っている妊娠初期の妊婦さんに、マタニティマークの配布場所や方法を紹介します。
地域の鉄道会社でマタニティマークを配布している場合があります。電車通勤や、妊婦検診で電車移動をする人は、よく使用する駅で問い合わせてください。
例えば、首都圏16の鉄道会社では妊婦さんを対象に、マタニティマークがボールチェーンのついたキーホルダーになったタイプを無料配布しています。キーホルダーは手のひらにおさまる小さなサイズなので、お出掛け時にも邪魔になりません。
マタニティマークの配布場所は、鉄道会社によって異なります。実際に使用している駅で尋ねてみましょう。鉄道会社によっては悪用や転売を防ぐために、母子手帳の表示を求める場合もあるようです。
参考:JR東日本旅客鉄道株式会社「マタニティマークのご案内」
*写真はJR東日本から無料でもらえるマタニティマーク
地域によっては、母子手帳を交付する時にマタニティマークを配布してくれます。自治体によって取り組み方も違うので、母子手帳を交付している受付に問い合わせてください。
母子手帳と一緒に受け取る場合、地域によってマタニティマークのデザインや色に違いがあるそうです。マタニティマークに正規のサイズや色は決まっていないので、活用してください。
マタニティマークを配布していない自治体が、妊婦に対して冷たいというわけではありません。妊娠・育児では自治体で様々なサポートがあります。育児支援や検診など、出産後も自治体のサポートは私たちの育児と密接しています。
*当サイトは「初めてのたまごクラブ」に掲載されたことが複数あります。
「初めてのたまごクラブ」は、妊娠したら最初に読むベネッセの「たまごクラブ」シリーズの1冊です。妊娠中の流れと、妊娠初期に集中した情報や母体の変化が紹介されています。
妊娠初期は喜びだけではありません。つわり等の体の変化にたいする戸惑い、周囲へ伝えるタイミングや仕事の調整を考えると心労も絶えません。
無料配布もあるのに本を購入することがもったいないと感じるかもしれませんが、妊娠本は誰もが読むものです。マタニティマークを買うと思えば、1冊の情報量はおまけ以上の内容です。
マタニティマークにこだわらず、妊娠初期についての情報を知りたい妊婦さんや、妊婦の体を知りたい時は「初めてのたまごクラブ」がおすすめです。マタニティマークも1冊につき1つ、必ず付いてくるので、この1冊で妊娠初期の準備が進みます。
「マタニティマークってなに?」と、マタニティマークそのものを知りたい人は、マタニティマーク普及委員会のサイトで知ることができます。
おすすめは、「思いやりグッズ」というマタニティ&ベビーマグネットステッカーです。これはマグネット式で車を傷つけることのない、車体ステッカーです。
最初は「おなかに赤ちゃんがいます」というマタニティマークのステッカーで、妊婦の乗車を周囲に知らせることができます。でも妊娠期間は約10ヶ月なので1年もたたずに不要になります。
その時は、マグネットの表面をはがすと「赤ちゃんが乗ってます」というステッカーに変わります。車での移動が多い家族には、長く使えて無駄のないマタニティマークです。