
PUPPPとは、妊娠後期に発症する皮疹です。じんましん様の丘疹や紅斑(皮膚が赤くなった状態)で、かなり強い掻痒感があるのが特徴です。主に下腹部に出来やすいものですが、掻きむしると次々に体中に広がり、全身に広がってしまう場合もあります。
PUPPPは経産婦より初産婦がなりやすく、全妊婦さんの約1%程度の割合で起こる病気です。治療はステロイド外用剤を使用しますが、あまり効き目がないことも多いようです。出産後にはほとんどの場合、症状が消去します。
現在のところ適当な日本語訳がないためにPUPPPと呼ばれています。
PUPPP→pruritic urticarial papules and plaques of pregnancy
その他妊娠中の皮膚のトラブルには、くも状血管腫、手掌紅斑、妊娠性皮膚掻痒症などがあります。