受精卵が子宮に着床するときに、絨毛(じゅうもう)という植物の根っこのようなものが子宮内膜を傷つけることがあります。このときに軽い痛みや出血を伴うことがあり、これを「着床出血」といいます。ただし着床出血という言葉は医学的な言葉ではありません。あくまで一般的に使われているもので、医学的には着床出血ではなく「月経様出血」と言います。
着床出血という言葉は妊娠を望んでいる人もそうでない人にも気になる症状のようで、ネット上ではかなりの検索数があるようです。実際にはそれほど頻繁にあるものではなく、あっても「茶色のおりものが少量だった」などがほとんどです。
e-妊娠では、着床出血と呼ばれるものはありましたか?というアンケートをとっているのでこちらのページが参考になるでしょう。