妊娠中の絵本効果は、良いことばかりです。妊娠・出産本で頭がいっぱいになっている時に、気軽に読むことのできる絵本はストレス解消にもなります。
絵本は、深く読み解くこともできますが、子どもが大切なことをストレートに感じることのできる表現が使われています。
絵本を通して伝えたい言葉や大切なことを、子どもが楽しく読めるように、同じ言葉や会話を何度も繰り返すのも絵本の特徴です。
言葉や単語の繰り返しは、大人にとってはただの繰り返しとしか思わないかもしれませんが、その一定のリズムが心を落ち着かせてくれます。
絵本を通して伝えたいことや、子どもが感じとる内容は、本当は哲学的な深い内容の場合もありますが、ストレートに感じるのは「挨拶をしよう」「友達が大切」など、単純なことです。
そんな当たり前のことは、大人にとっては絵本を読まずともわかることですが、当たり前のことだからこそ改めて考え直したり、難しく考えずに読むことができます。
出産への不安や、妊娠中のつわりで気分が不快な時は、頭を悩ませずに理解できる文章が気軽です。わかりやすい絵本はストレスもなく、気軽に理解できるので、不安やストレスを増やすこともありません。
絵本に使われるイラストのほとんどは、恐怖心をあおることがありません。中には、ちょっと怖い世界を伝えようとする絵本もありますが、多くの絵本は優しくて自然と見ることのできるイラストです。
優しいイラストで解りやすいのは、赤ちゃんです。赤ちゃんのイラストは丸みを帯びていて、角が少なく描かれるます。赤ちゃんに攻撃的な面が無く、全てにおいてゆったりと構えている印象を持つのも優しく丸みのあるイラストの特徴です。
絵本に使われるイラストは、色彩にも特徴があります。暖色系や寒色系の使いわけでも、絵本のイメージがガラッと変わります。
妊娠中のイライラしている時には、薄い色や、淡い色彩のイメージがお勧めです。攻撃的な原色や強い色彩は、前向きになれますが、イライラ感は解消しにくいようです。
心を落ち着かせたり、出産の恐怖を考えたくない時はイラストの輪郭線がぼかしてあるような、ふんわりとしたイラストを選びます。すぐに白黒つけなくてもよいと、ゆったりと構える気分になります。
出産に向けて前向きな時は、気持ちを後押しするカラフルな色彩も好まれます。絵本の特徴として、子ども使うカラフルな色ずかいがあります。
大人が組み合わせないような色の組み合わせは決まりごとにとらわれない、新しいことへの挑戦をイメージしています。でも、これは出産への不安が強い時にはちょっとストレスになる時があります。不安やイライラを感じる時は淡い色彩や、曖昧な輪郭のイラストで絵本を選んでみてください。
絵本は1ページに使う文章が、とても短いので簡単に読めます。量が多く小説はしおりを使って読み進めますが、短時間で結末まで一気に読み切ることのできる絵本がほとんどです。
妊娠中は、必ずやらなくてはいけないことが多くなると疲れが溜まったり、ストレスが増えてしまいます。疲れやストレスが溜まると、出産に前向きになれなかったり、お腹が張りやすくなります。
絵本のように簡単に読み終えることのできる本は、読書後の爽快感も得やすく気軽に読み始めることができます。ちょっとの合間にも1冊読めてしまいます。
妊娠中に絵本をゆっくり選んで集めておけば、生まれてくる赤ちゃんに読んであげることができるので、絵本は無駄にはなりません。
産後は本屋でゆっくり絵本を選ぶ時間も限られています。興味のある人は、妊娠中にゆっくり絵本探しをしてみてください。
絵本の中には、読んでいる子どもに向かって話しかけているような文章があります。子どもへの優しい話し方は、大人同士や仕事で使う言葉とは全く違うので、ちょっと参考になります。
子どもの視点で描かれている文章もあるので、一足先に子どもの気持ちを味わってみましょう。仕事でイライラしたり、人間関係に悩んでいる時も深く考え込まない子どもの気持ちに、違った視点から物事を見直すヒントがあるかもしれません。
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