来月からは妊娠5ヶ月、大きく分けると妊娠中期に突入します。妊娠5ヶ月の赤ちゃんの様子や、母体の変化、生活面などをわかりやすく紹介します。
妊娠5ヶ月になると、子宮の大きさは大人の頭くらいになります。お腹も膨らみ始めるので、妊婦らしいお腹周りに体型変化していきます。
今までよりも一回り以上大きくなった子宮は、内臓を押し上げて圧迫します。食欲はあるものの、食べると胃もたれすることもあります。
胃もたれで炭酸を飲みたくなる妊婦さんもいます。もし飲みたくなったら、果汁入りや糖分の入っていない、発砲水を選んでください。甘いサイダー等は飲みやすくて胃もスッキリするけれど、糖分の摂り過ぎが心配です。
妊娠5ヶ月になると、子宮が大きくなることに合わせて、赤ちゃんの頭も卵くらいに発達します。
髪の毛や爪が生え始めて、不透明だった皮膚は赤みを帯びて、赤ちゃんらしい外見に成長していきます。
赤ちゃんの筋肉も発達する時期なので、しっかり栄養をとって、母体も健康でいたい時期です。
妊娠5ヶ月にはいると、つわり症状が一般的に治まるので、食欲がでてきます。赤ちゃんも成長しているので、普段よりお腹が空くことも珍しくありません。
妊娠5ヶ月は皮下脂肪が増え始める時なので、体重増加はするものだと思ってください。1ヶ月で1kg増と考えて下さい。
特に今までつわり症状で、食事が摂れなかった妊婦さんは沢山食べないように気をつけてください。食べる量を制限するよりも、食べる食材を見直しましょう。
妊娠5ヶ月の戌の日には、安産のお参りと帯祝(おびいわい)をする習しがあります。
安産のお参りは、地元の神社や安産祈願で有名な神社に行く人が多いようです。特に「ここでお参りしなきゃいけない」という決まりはないので、自分で行きたいところに祈願してください。
帯祝は、安産祈願とセットにすることが多く、祈願したときに腹帯を受け取ることもあります。腹帯は身内やパートナーに巻いてもらう人もいれば、神社で巻いてもらう人もいます。ワンタッチタイプの腹帯を購入するだけの人もいるので、無理のない方法に決めてください。
妊娠5ヶ月に入ると、普段の服ではウエスト回りが苦しくなってきます。我慢せずにマタニティウエアや、サイズアップした服を着てください。
マタニティウエアは探せば可愛いものや、妊婦らしくないものもあります。マタニティウエアではないけれど、大きめのカーディガンやスウェットもお腹を締めつけずに着ることができます。
今から、どんなマタニティウエアがあるのか探しておくと迷いません。妊娠5ヶ月でも仕事を続ける人や、冠婚葬祭の予定がある人は早めに探し始めてください。本当にサイズが変わってからでは、気に入ったものが見つからないこともあります。
妊娠5ヶ月では子宮が大きくなるので、下着もマタニティインナーに切り替えることになります。
マタニティインナーは伸縮性があって、大きくなるお腹やウエスト周りにも対応できる形になっています。
ちょっと大きくてかっこ悪いと思うかもしれませんが、お腹はこれからもっと大きくなるので、赤ちゃんを守る意味でもマタニティインナーへの切り替えを考え始めましょう。
そろそろ出産方法を考え始めましょう。人気のある産院や、特殊なバースプランの場合は早くから受診して予約を入れる必要もあります。
悔いのないように早めに調べて、希望通りのお産ができるといいですね!