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食べ過ぎ予防のコツ

指を掴む赤ちゃん

妊娠週&出産カウントダウンの設定

妊娠中でも実践できる、簡単な食べ過ぎ予防をわかりやすく紹介します。妊娠中期に入ったら、つわりが治まって食欲が出てくる頃です。食べ過ぎを予防して、妊娠中期の過度な体重増加を予防しましょう。

安定期過ぎの食べ過ぎ予防5ヶ条

妊娠5ヶ月からは以下のことに注意して、食べ過ぎを予防しましょう。妊娠中は過度なダイエットができないところが普段とは違います。

我慢はほどほどに

体重が増えてしまったから食事制限をしたり、食事量を減らして体重増加を止めることを続けるのはストレスの溜まることです。何より、母体が元気でいないと赤ちゃんだって元気に成長できません。

食べるなら栄養価重視

食材

妊婦は食事をしっかりとって体力を維持することにも努めます。しっかり食べると言っても、3食インスタント食品で1500kcal摂取するよりは、野菜や果物も取り入れて1500kcalにしたほうが赤ちゃんに届く栄養が充実します。

間食でカロリーコントロール

もしも食べ過ぎや体重増加が心配なら、食事よりも間食から見直しましょう。妊娠すると食事には栄養チェックが入るのに、間食は今まで通りなにも変わらなかったりしていませんか?

スナック菓子をヨーグルトに変えたり、清涼飲料水1杯をお茶に置き換えて調節していきましょう。

後悔するよりも次が大切

妊娠中は毎月体重チェックがあります。妊娠5ヶ月では月1回の妊婦検診で、体重をチェックします。出産間近になると2週間に1回、1週間に1回と検診も増えます。

そのたびに体重増減をチェックするので、増えすぎた時は医師から指摘されたり、ちょっとガッカリすることもあります。

でも後悔しても赤ちゃんは育っています。後悔してストレスを溜めるよりも、リセットして次からの食生活をしっかり見直すように心掛けましょう。

下剤薬は使用不可

妊娠中は下剤やダイエット薬の使用は厳禁です。沢山食べたあとにダイエット薬を飲むクセのある人は、服用しないように注意しましょう。自己判断で薬に頼るのはちっても危険です。

「食べたぶんだけ出す」という考えは胃腸を刺激して荒らす原因になります。体に必要な栄養を摂れば、いらないものは減りますよ。

食器で満足感プラス

妊娠5ヶ月にはいったら、急に食欲が戻った妊婦さんは食べ過ぎ予防に、食器で満足感を得るようにします。

お皿を使う時は、グリーン系がおすすめです。色によって食品の良さも引き立ちます。グリーン系なら焦りやイライラを鎮めて、心を落ち着かせてくれるのも嬉しい効果です。

食器

逆に赤やオレンジの面積が大きいと、食欲を増進させることがあるので、体重増加をコントロールしたい時はアクセント程度に使います。

食器を変えなくても、白いお皿にレタスなど緑の野菜を敷いてから料理を乗せたり、柄物のランチマットを敷いて食卓を明るくする工夫をします。間食をしたい時も、カラフルなペーパーの上に出してみましょう。袋ごと食べると、ついつい食べ過ぎてしまいます。

飲み物を沢山飲んでしまう時は、グラスを小さくしたり、ストローで飲むのも飲みすぎ防止に効果的です。

食べたいものは食べたいですね。我慢してばかりだと結局ストレスがたまるばかりです。そんな時は食器の色など視界で楽しんで、量を減らすようにしましょう。

小皿を活用

間食

間食についつい手ができしまう一口サイズのキャンディーは、必要なぶんだけ盛りつけるのも食べ過ぎ予防になります。

容器のの中が空になったら、その日の間食は終わりだと考えていきましょう。

もしも使いたい容器が大きめの時は、下に好きなナプキンペーパーやワックスシートを入れて重増しすると「少ない、足りない」という印象が弱まります。

大袋より子袋

スナック菓子など、食事にはならず間食に選ぶ食品は、大袋だとついつい手が伸びてしまいます。

例えばポテトチップスを食べたいとき、大袋を開けてしまうと、どのくらいの量を食べてよいのかわからなくなります。小皿にうつして食べずに袋のまま食べる人は特に、一度の量が定まりません。

スナック類の食べ過ぎが気になる時は、子袋を選んで1度に食べる量を決めてしまいましょう。2袋目は次回にするなど、何度も分けることができます。

でも大袋のほうが割安だったりしますね。そんな時は、袋を開けた時に自分で小分けしましょう。ジップタイプの保存袋や、穴のあいていない袋に入れてしっかり封をしてください。

食前に牛乳

食前にコップ1杯の牛乳を飲むと、空腹過ぎたときのドカ食いを予防できます。

牛乳ではなくて炭酸でもお腹が膨れますが、栄養面を考えると牛乳はおすすめです。1日のうちで、最も食べ過ぎを予防したい食事の前に試してください。

スキムミルク入りヨーグルト

ヨーグルト

ヨーグルトにに脱脂粉乳を混ぜると、より栄養価が高くなっておすすめです。トッロとした食感もあるので少量混ぜても違和感はありません。

脱脂粉乳は「スキムミルク」という名称でも販売されています。脱脂粉乳は生乳・牛乳などの乳脂肪分を除去したものから水分を除去して粉末状にした状態を指します。

脱脂粉乳はたんぱく質とカルシウムが、牛乳よりもはるかに豊富に含まれています。ただカロリーも同量の牛乳よりも高くなってしまうので、少量混ぜて摂取すると安心です。

脱脂粉乳には乳糖が含まれているので、ヨーグルトの酸味や苦みが苦手な人も食べやすくなります。食べ過ぎたなと感じたら、次の間食はスキムミルク入りヨーグルトに置きかえてみましょう。

ただし、乳糖は取り過ぎるとお腹がゆるくなりがちです。体に良いとはいっても食べ過ぎには注意しましょう。

野菜スープ

沢山の野菜を摂取するためにメニューを考えるのはひと苦労です。困った時は野菜スープにしてみましょう。夜食など、夜中の空腹でもスープ類は便利です。

野菜

半端に余ったいろんな野菜を細かく刻んで調理したり、食べ過ぎないようにざっくり刻んだ野菜をたっぷり入れたスープをつくってお腹を落ち着かせることもできます。

特に妊娠5ヶ月は食欲が戻るのに運動は控えめになるので便秘が改善しないことがあります。便秘が改善しない妊婦さんは食物繊維の多い根菜を、スープや味噌汁で沢山摂りたいですね。

具体的にはごぼう・にんじん・レンコン・ショウガ・ジャガイモ・サツマイモなどです。冷えが気になる妊婦さんにもおすすめです。

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