母親学級に行きましたか?妊娠6ヶ月になるとお腹も膨らみ始めて、母親としての心構えが生まれます。でも、お産も子育ても未知の世界で心細くなります。そんなときは母親学級に積極的に参加してください。
母親学級に勇気を出して参加してみると、知らなかったことや気になっていたことが解決できます。なによりも、妊婦対象なので無理なく安心して参加できます。
母親学級に訪れる妊婦さんは、たいていが1人参加で最初から友達がいる人は少ないでしょう。母親学級を通して、ママ友達に発展することもあるので心配は無用です。
他人ばかりだと疲れてしまうかもしれませんが、母親学級では無理に会話する必要はありません。調子の良い人もいれば、たまたま不快感が残っている妊婦さんもいるものです。
わざわざ話さなくても、妊娠中や妊婦にしかわからない外見の変化など、他の妊婦さんの様子をみて安心したり確認できることもあります。
地域や病院によっては自己紹介や座談会を織り込んで、妊婦同士が情報交換しやすい場所を作っています。ちょっと緊張するようなら、先に内容を聞いてみましょう。
妊娠中の定期健診では、限られた診察時間内に質問したいこと全てが解決できなかったり、後から「聞けば良かった」と思うこともあります。
通っている産婦人科や総合病院での母親学級の場合は、診察時ではなくても妊娠中の気になる疑問を解決できます。
特に母親学級は、1人でも参加しやすいように質問しやすい環境や、アットホームな雰囲気を大切にしている病院も多いものです。妊婦検診で緊張しやすいタイプの人にもおすすめです。
母親学級といっても、ママだけの参加が決まっているわけではありません。もともと母親学級といっても、パパの参加もOKな回がほとんどです。
でもママ達のなかに入っていくことはちょっと抵抗のあるパパも多く、昼間は仕事で参加できないのも事実です。
言葉が変わりますが、父親学級や両親学級と呼ばれる、パパが参加しやすい回も設けられています。
家庭で言葉だけで説明しても、いまいちわからない妊婦の体や出産について、わかりやすく説明してもらうことができます。
父親学級や両親学級に関しては、よりパパが参加しやすいように週末や夕方以降に予定されることもあり、母親学級とはまた違った内容も含まれます。
家庭ではママ自身の希望や気持ちが優先して、出産について上手に伝えることができない、伝える時間がきちんと設けられない時、パパが妊娠・出産について理解できないときに活用してください。
普段の妊婦検診ではゆっくり教えてもらうことのできない、出産当日の分娩台について聞くことができたり、実際の新生児の重さの人形を抱いたり沐浴の練習をすることもあります。
こうした体験は、家庭ではできないことなので母親学級に参加するメリットの1つです。ただし内容は主催者によって変わるので、興味があるときは内容をチェックして参加してください。
産院での母親学級では、看護師さんや医師からの経験談もふまえたお話を聞くこともできます。実際の出産が予想通りにいくか心配な妊婦さんにとっては興味深いものです。
もしも、まだ母親学級を考えていない人は安定期のうちに参加を考えてみましょう。
母親学級といっても座って話を聞いたり、大勢の妊婦さんが集まる場でもあります。気分が悪くなったり、座りかたによっては窮屈な不快感をもつこともあります。
妊娠後期にはいるとお腹がもっと大きくなって、立ち座りも大変になります。赤ちゃんが成長して子宮がふくらむと、胃が圧迫されて急に気分が悪くなることもあり、集団での母親学級が苦痛になることもあります。
妊娠6ヶ月なら「まだまだ行かなくても大丈夫」なんて思っていると、今度は行きたくても行けない状況になる場合もあります。安定期のメリットをフル活用して、体調の良い日に参加してください。
母親学級の参加は義務ではありません。不快感で人と会いにくいときや、まだ産休前で仕事を続けているママにとっては全部参加は困難です。
妊婦の体調を優先して、参加できるときは積極的に参加することをおすすめします。体調が優れない時は理由を話して、1番後ろで椅子に座って聞くだけという方法もあります。
あまり堅苦しく考えずに、自分の体調や赤ちゃんの状態に合わせて参加有無を決めてください。会場について、あまりに混雑で気分を悪くするといったケースもあります。無理をしないことが大前提です。
母親学級は通っている産婦人科だけではなく、地域の自治体や企業が主催しているものまで様々です。
なかには会場の都合により、定員を設けていたり、予約制をとっている場合もあります。気になる母親学級があったときは参加要項もチェックしておきましょう。
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