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出産直前の身の回りの準備

うつ伏せで寝る赤ちゃん

妊娠週&出産カウントダウンの設定

留守中のパパとの打ち合わせ

お産の入院中、1週間程度は家を留守することになります。産後に実家に帰る予定がある人、あるいは最初から里帰り出産を計画している人は、家を1~3ヶ月も留守することになります。それまでに家事に協力的なパパなら心配いりませんが、そうではないパパもたくさんいることでしょう。

パパには、月々の支払い、ゴミを出す曜日、衣類の収納場所、また洗濯機や掃除機の使い方などをよく打ち合わせしておきます。しっかりと協力をしてもらい、赤ちゃんと我が家に帰宅したら「家中が散らかし放題で問題が山積みだった」ということは避けたいものです。

病院までの行き方をチェック

急なお産が始まるなどして、予定外のタクシーや家族以外の車で病院に行くこともあります。出産予定の病院までの道順が複雑な場合は、病院までの行き方をもう1度チェックしておきましょう。地図を書いておけば陣痛がつらいときに道順を説明しなくてもすみます。

連絡先リストをつくる

急なお産に備えて病院、家族、パパの仕事場、タクシー会社などの電話番号リストをつくります。あわてないようにすぐわかる電話機の横などに貼っておくと安心です。タクシー会社は連絡が取れないことも考えて、3つくらいの候補を調べておきましょう。

マタニティタクシー知ってる?

病院内の確認

病院内の駐車場スペース、夜間緊急出入り口、受け付け方法、各施設の利用時間などを確認しておきます。入院中に自分をサポートしてくれる人(とくにパパ)には、施設内の利用時間、利用法などを的確に伝えてられるようにしておきましょう。

赤ちゃんを迎える準備

赤ちゃんのためのスペースづくりはOKですか?
ベビーベッドの置き場所を確認して、赤ちゃん用品の収納場所を準備しておきます。とくにベビーベッドの置き場所はよく考える必要があります。家事やくつろいでいるときでも、いつでも赤ちゃんに目が届くことが大切で、地震などに備えて上から物が落ちてくる可能性がある場所は避けたほうが安心です。

また産後は買い物が不自由になるので、育児用品は今のうちに揃えておきましょう。赤ちゃんの衣類は出産祝いでいただくことが多いので最低限の用意にとどめ、まずは赤ちゃんの生活必需品を準備します。沐浴のためのベビーバス、ベビーシャンプー、湯温計など。おむつ、綿棒、清浄綿、つめ切りばさみなども必要になります。

小児科のチェック

実際に育児を始めてみると、自分が赤ちゃんのことに対して不安だらけなことに気づくでしょう。そしてもし、赤ちゃんが泣き止まずに苦しそうな姿を見れば「病院に相談したほうがいいかも?」と思うかもしれません。

小児科医はこれから育児を続けていく中で、必ずあなたの強い味方になってくれます。そんな大切な小児科なのですから、出産前からチェックしておくことをお勧めします。「何か赤ちゃんに問題が起こったときに気軽に相談できる」、そう思うだけでも子育ての悩みが少し楽になるはずです。

ご近所に声をかけておく

出産で留守になることを伝えておきます。入院中、自宅に郵便物が来たときなど安心できます。また出産後のために「泣き声でご迷惑をおかけするかもしれません」と伝えておくとよいでしょう。家族が増えるということは自分だけの問題ではありません。お互いに地域ぐるみの助け合いが必要になるのです。

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