安産祈願と噂されている様々なジンクスを紹介します。陣痛が早くやってくる満月の焼肉屋、オロナミンC、トイレ掃除やお腹への語りかけ、赤富士で幸せのお裾わけなど結果は人それぞれですが、いろいろなジンクスが出回っています。
妊娠中、臨月になったら焼き肉を食べると、はやめに陣痛が始まるというジンクス。焼き肉を食べて体力をつければ、陣痛を乗り越えることができるという気持ちが含まれているようです。
満月は月の満ち欠けが、お産に影響するという考えからきているようです。実際は焼き肉を食べても食べなくても、陣痛はやってくるものなので根拠はありません。でも、産後は焼き肉を食べる時間もなくなります。今のうちに食べておくのも楽しみの1つです。
妊娠中の焼き肉は脂身やタレのカロリーも心配です。脂身の少ない赤身や、レモン汁をかけて食べるとサッパリします。
妊娠中にオロナミンCを飲むと陣痛がくるというジンクス。実際はなんの根拠もありませんし、オロナミンCはカフェインが含まれているので妊娠中の大量摂取は控えたいです。
妊娠中のつわり症状では、オロナミンCが飲みたくなることもあります。胃のムカムカや口内のムズムズ感が、オロナミンCの炭酸でスッキリするからでしょう。カフェインのほか、糖分も含まれるのでほどほどにしたほうが安心です。
トイレ掃除をすると妊娠する、安産になる、かわいい赤ちゃんが生まれるというジンクス。トイレ掃除をすると程よい運動にもなるので安産に繋がると考えられています。水回りをきれいに保つことは風水でも良いことなので、妊娠の可能性も高まるというポジティブな考えかたが広まったようです。
妊娠中は気持ちが落ち込むこともしばしば。そんなときトイレ掃除で家を綺麗にして気持ちもスッキリできたら、かわいい赤ちゃんを迎えやすくなりますね。かがむ姿勢は妊娠中期以降つらくなるので、できる範囲で掃除しましょう。
妊娠中、お腹の赤ちゃんに向けて語りかけていると安産になるというジンクス。必ず安産になるという根拠は立証されていませんが、ママと赤ちゃんの絆を育んだり、母性を確立させることが期待できます。
妊娠中にお腹の赤ちゃんに語りかけることで妊婦の不安やイライラを解消したり、ゆったり過ごす時間を作ることができます。妊娠中期以降は語りかけながらお腹をさすると、胎動でポコッと赤ちゃんが返事をしてくれることもあるので出産前の親子のコミュニケーションとしておすすめです。
陣痛がきたら小豆を8粒飲み込むと、安産になるというジンクス。小豆はお汁粉のように柔らかく煮たものではなく、生のまま飲み込む説や水に浸けておく説があります。8粒ではなく7粒という説もあります。どちらにしても小豆が陣痛の痛みを和らげて、子宮口を開きやすくすると考えられているようです。
陣痛がきてすぐに飲み込んでも、必ずお産が進む根拠はありません。でも小豆はビタミンや食物繊維が豊富で、煮汁には浮腫(むくみ)を解消する効果が期待できます。妊娠中の栄養摂取にはおすすめです。
陣痛がきたら赤いマジックなどで、妊婦が富士山のイラストを描く。それをもらったり、画像を待ち受けにすると子宝に恵まれると言われています。これは妊婦から妊娠したい人へ、幸せのおすそわけのようなものです。赤い富士山と一緒に「子宝」と書く人も多いようです。画力よりも気持ちが大切なジンクスです。
陣痛がつらくて、立って歩くこともままならない人もいますが勢いに任せて描いたら、ちょっとスッキリしたという経験談もあります。