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マタニティタクシー知ってる?

妊婦さんとパパ

妊娠週&出産カウントダウンの設定

妊婦をサポートする交通手段の1つにマタニティー向けのタクシーがあります。それぞれのタクシー会社が展開している、妊婦に嬉しいサービスを紹介します。妊娠中のトラブルや、突然の陣痛時に役立ててください。

突発的な呼び出しにも対応しやすいように考えられているサービスが多いので、事前の登録で連絡先など個人情報を伝えることもあります。深夜や臨月に自宅や勤務先から産院に向かうことを想定して検討しましょう。

※このページの内容は、今後タクシー会社によって変更される場合があるので、利用の際はもう一度サービスを確認してください。

マタニティタクシーのメリット

マタニティタクシー

パパや家族がいないときの心強い味方・・・マタニティタクシーには、タクシー会社や運転手さんによって妊婦でも安心して乗車できるサービスです。でも、なんといっても陣痛はいつ来るかわかりません。だんだん陣痛間隔が狭まって、痛みも増すなかで1人で産院まで移動するのはとても不安で怖いものです。

妊婦として乗車するので安全運転・・・妊婦として乗車するので、急いでいるとはいえ安全運転で道を選んでもらえます。いちいち「妊娠中だから安全運転で!」とお願いするのも気が引けるし、妊婦をアピールするのもストレスです。マタニティタクシーは妊婦や陣痛時の利用なので運転手さんも理解してくれます。

陣痛時のパニックで運転できない時も安心・・・陣痛や突然の破水で緊張するのは、ママだけではありません。ママは何ヶ月も赤ちゃんとともにいるので心の準備ができるものですが、パパや家族は焦ってしまうこともあります。不要な事故を防ぐためにも、陣痛時はタクシーを選ぶという人もいます。

kmタクシーサービス「マタニティーマイタクシー」

kmタクシーの扱っている「マタニティーマイタクシー」は、無料の事前登録で出産予定日や産院情報を伝えて、急な陣痛に備えるサービスです。

マタニティーマイタクシーに登録すると、指定先にマタニティマイタクシーのカードが送付されます。カードには陣痛時専用ダイヤルが記載されています。

東京都内約3000台の対象タクシーには防水シートが装備され、陣痛時の急な破水にも対応できるそうです。破水は意識的に止められることではないので、臨月では常に不安がつきまといます。防水シートは妊婦にとって安心ですね。

対象エリアは東京都23区・武蔵野市・三鷹市・横浜市南区です。この地域以外が登録先になる場合は、kmコールセンターへの問い合わせが必要だそうです。

日本交通「陣痛タクシーサービス」

日本交通の扱っている「陣痛タクシーサービス」は、無料の事前登録をしておくことで、万が一の陣痛時の送迎をお願いできるサービスです。

事前登録ではお迎え場所・連絡先・かかりつけ病院・出産予定日などあらかじめ登録をする必要があります。事前登録では待機場所(自宅前や目立つ交差点など)を登録しておくことで速やかな移動が期待できます。

妊娠中、陣痛や破水がおきたら、産院に連絡して指示を仰ぎます。産院に行く予定になった場合、登録している電話番号から専用ダイヤルに連絡して、陣痛タクシーサービスの利用を伝えます。

対象エリアは東京都・武蔵野市・三鷹市です。タクシー料金は通常と同じですが深夜早朝割増や、お迎え料金400円、時間指定によっては予約金400円が加算されるそうです。

三和交通「陣痛110番」

三和交通の扱っている「陣痛110番」は、かかりつけ医や出産予定日などを事前登録しておくことで、産院までのタクシー移動をお願いできるサービスです。深夜早朝は割増料金がありますが、それ以外は通常のタクシー料金が適用されるそうです。

陣痛がおきたら先ずは出産予定の病院に連絡します。タクシー移動が可能な指示が出た場合、登録しておいた電話番号から陣痛110番に連絡すると、タクシーが配車されます。

つばめ交通「妊婦さん応援タクシー」

つばめ交通の「妊婦さん応援タクシー」は、広島県広島市と安芸郡府中町あたりが配車可能とされるサービスです。事前に住所やかかりつけ医などの基本情報を登録します。

あらかじめ緊急連絡先を登録しておくことで、必要ならば妊婦に代わって連絡を入れてくれるそうです。陣痛時だけでなく、普段の産科通院にも利用可能です。

こんなところに注意!

・妊婦向けのタクシーサービスは、陣痛で産院までの道案内が不可能にならないように事前登録を必要とする場合が多いようです。陣痛時は、通常の腹痛よりも痛みが増して歩くことも大変になります。少しでも必要なことが伝わるように事前に知らせておきましょう。

・妊婦さんや家族がちゃんと認識してほしい点は、タクシーは救急車とはちょっと違う移動手段だということです。運転手さんは医療行為ができません。妊婦を安全に目的地まで送り届けることが仕事です。また緊急車両ではないので道路状況に左右されることも考えてください。

・陣痛時は汗をかいたり、破水をする可能性もあります。座席にはビニールシートやバスタオルを敷いて座るなど、妊婦ならではの配慮も忘れないようにしましょう。痛みでできない時はシートやタオルをドライバーに渡します。このあたりは「妊婦だからしかたない」と思わないようにしたいものです。

・いくつかのタクシー会社のサービスを調べることをおすすめします。タクシーはいつでもつかまるし、どんな時間でも大丈夫と思いがちですが、万が一の時に困らないようにしっかり問い合わせて確認することが必要です。

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