
おしるしの量は、おしるしの色と同様に人それぞれです。ほんの少し、ショーツにうっすらとおりものに混ざったかと思えば、それっきりのこともあります。逆に月経初日のようにまとまった出血で赤褐色のおしるしが現われる人もいます。
おしるしの量が多ければ、誰しも「これはおしるしだ!」と感じるでしょう。しかしおしるしの量が少なくても、今までと違った症状が出始めていたら、それは出産の兆候かもしれません。
トイレットペーパーにうっすらピンク入りの着色が1度きりあっただけで、「おしるしを見過ごしてしまった」という例もあります。おりものは透明色、尿が混ざっても黄みがかるので量だけではなく色もよくみてください。
出産の兆候をおしるしの色や量で判断することは難しいですが、その時の妊婦さんの体調が悪くないことが1番大切なことです。ただし、おしるしと判断された場合は出産が間近に迫っているのですから陣痛や破水が起こることも考えなければいけません。
破水も時には血液がうっすらついて、下着がピンクがかって見える場合があります。しかし、破水はコップの水をひっく返したように下着がびしょびしょになったり、足を伝って破水した液体が足もとまでしたたることもあります。おしるしは、そこまで大量ではありません。もしも、おしるしで大量に出血があった場合はその他の妊娠トラブルも疑ってください。
おしるしの量が月経のように長く続いたり、塊、大量の時。
あまりにも出血が長く続いている時は、おしるしではない可能性もあります。例えば、本来は出産後の後産として赤ちゃんの後で出てくるはずの胎盤(たいばん)が、出産前に赤ちゃんより先に出てきてしまうことがあります。
これは胎盤剥離(たいばんはくり)といって、例え健康な妊婦でも原因不明で起こりうると言われています。他にも胎盤剥離の要因としては、羊水(ようすい)の過多、多胎などによる胎盤への異常な圧力が考えられます。
また、妊娠中毒症が続くことで胎盤自体が衰えてしまうとも言われていますが、決定的な原因は定かではありません。しかし胎盤が赤ちゃんよりも先に出てしまうことは、赤ちゃんにとって良いことではありません。胎盤は赤ちゃんに栄養や酸素を運ぶ重要な役割があるからです。
もしも、どろっとした固形物や大量の出血があったときには、早急に産院に連絡してください。よく分からないときには、自分で判断をしないことが大切なのです。
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