←こんな基礎体温表を簡単作成。自分の基礎体温と妊娠した人たちとのシンクロ検索が可能
3周期、タイミング法。
3周期、排卵誘発剤を使用してのタイミング法。
3周期、人工授精(新鮮1回、凍結2回)。
1周期、体外受精(新鮮杯盤胞移植)。
卵巣が腫れたり、不妊治療以外の治療でお休みしている時期もあります。
結婚後、解禁すればすぐに授かるものだと思い、1年ほどは避妊をしっかりしていた(ずっと測っていた基礎体温も2相で28〜31日周期だった)。
その後、半年程自然に任せても妊娠せず、不妊治療専門病院へ通院開始。2日目の採血で、プロラクチン10.45 LH3.21 FSH3.42、クラミジア(−)卵管造影検査も特に問題なし。
22日目の採血で、エストラジオール80 プロジェステロン12.8とやや低い値だと指摘されるが特に服薬なし。
精液検査は、精液量3.0ml 濃度230X100万 運動40% 奇形60%で、量が多いので妊娠には差し支えないだろうとの判断だった。3周期タイミング指導を受けるが妊娠せず、セロフェン朝1錠開始。
生理3日目から5日間服薬し、周期13日目の計測で20㎜、内膜11㎜。22日目の採血で、エストラジオール121 プロジェステロン17.0に改善される。その後同じように3周期続けるが、結果が出ず。人工授精にステップアップ。
主人の出張などで、2回は凍結精子での実施(解凍後濃縮してもらった結果は、濃度104X100万 運動86% 奇形15%だった)。
セロフェンを朝晩1錠に増やし、排卵前にhcg5000を打つ方法で3周期実施。副作用などは全く感じなかったが、卵胞のサイズや(排卵前で15〜23㎜)内膜にばらつき(7㎜〜11㎜)が出はじめ、排卵までの時間も数日ずれだしたため、内服による排卵誘発は中止。
次の対策を考えている矢先に、鼻に腫瘍が出来ている事がわかり(不妊治療とは関係なし)2周期見送り、手術を受ける。
排卵誘発をhmg(フェリング75U)の筋肉注射に変えて実施。生理3日目から5日間1本ずつ打ち、排卵前にhcg5000を打つ。卵胞、内膜のばらつきは無くなったものの、卵巣が腫れてしまい2周期で中止。
プラノバールを1周期服薬し、卵巣を休ませる。再び、セロフェン朝晩1錠を試すが、17〜21ミリの卵胞が複数できてしまい、hcgを打たずに人口授精実施。ここでも妊娠せず。
この時、主人の海外単身赴任が決まり、治療の継続が難しくなったため、夫婦で話し合い、凍結精子での体外受精にチャレンジする事を決める。体外受精の準備として、3日目からマーベロン28を服薬開始。
22日目〜ブセレキュアを1日4回(6時間ごと)点鼻開始。
28日周期できっちり生理が始まる。
3日〜11日目(9回)、ゴナールエフ150単位を筋肉注射。
12日目18:00、ブセレキュア点鼻終了。21:30、hcg5000を筋肉注射。
14日目11:00、局所麻酔で採卵(13個採取)。終了後腹痛があり、内診で卵巣の腫れ(4〜5cm)があるとのことでhcg注射はせず。ジュリナ服薬開始(10日分)。
15日目、受精確認するが正常受精は1個だけ。
16日目、晩からプロゲステロン膣錠(2回/日)開始。
19日目10:00、杯盤胞(Bグレード、拡張胚盤胞)を移植。
26日目、腹痛+基礎体温が下がる。
27〜28日目、基礎体温が再び上がりだし、もしかして…という気持ちになる。
移植後1、2日わずかに下腹部の一部がチクチクしているかな、という位で、それも消えてからは全く症状はありませんでした。
移植翌日から普通に仕事をしていましたし、俗に言う着床出血らしきものもなく、いつも起こる「生理予定日の数日前に腹痛と基礎体温が下がる」もあったため、落ち込んで、飲酒をしてしまった位です。
その後、29日目に病院で採血をし、(hcg=324.6mIU/ml、PROG>30ng/ml E2=706.8pg/ml)妊娠検査薬でも陽性が出て、初めて妊娠してる、と待合の椅子で呆けてしまったのを覚えています。私の場合、妊娠した=「体温が下がらない」しか確かな症状はなかったようです。
冬場だったため、腹巻をしたり暖かいものをとるなど、身体を冷やさない様心がけていました(これが1番効果があった気がします)。
また、葉酸・鉄サプリを1年以上続けており、妊娠周期の3ヶ月前にはショウキT-1を2袋/日飲んでいました。妊娠した今も、サプリは続けています。
ちなみに・・・漢方は、初め4ヶ月程周期療法をしていたのですが、毎月数万単位の負担が続けられず、違う薬局で婦宝当帰膠+おたね人参に変え、さらにショウキT-1というタンポポ茶を1日2袋・・・と浮気した末の結果です。
さらに、不妊に力を入れているという鍼灸院にも通っていた時期もありましたが、高額でお金が続かず、段々続ける事がストレスになっている事に気づき、数ヶ月でやめました。
期待しては落とされ、また期待しては落とされ・・・の日々でした。こんな状態で「頑張れ」なんて、余りに辛すぎるといつも思っていました。
医療関係の仕事をしており、子どもにも接する機会が多いため、仕事では平気でも、町中では親子連れを見たくないと思ったり、生み分けがうまくいかなくて出来ちゃった、などと言う話を聞くと、どす黒い感情・・・のようなモノが沸きあがったりしていました。
でもその分、授かる事のありがたさ、無神経な発言がいかに人を傷つけるのかも理解する事ができ、人として成長できたと思っています。
割りと楽観的な方だと思っていた私ですが、人工授精がうまく行かず、主人が居なくなった周期は、一瞬「このまま死んでも良いかも」などと思いつめました。
主人は治療がうまくいかない時も大らかに接してくれ、双方の親にもそれとなく治療の事を伝えていたせいか、嫌な事は聞かされずに済んだため、環境としてはまだマシだったはずなのですが・・・。
子どもを願う全てのご夫婦が、望み通り授かれる保証はない。残酷な事実がある中で、1つだけ私が心に思っていた事があります。それは「妊娠しないのは周りのせいじゃないから、私が決めた、私の納得する方法を淡々と実行する」という事です。
約1年の病院通いで、かなり早いペースで体外受精まで進んだのも、私がそうしたかったからですし、例え望む結果が出なくても、自分が選んで納得して受けた治療なら誰かのせいにして苦しむこともないと思うので・・・。
治療中は、ずっとこのサイトにお世話になっていました。妊娠が分かった時は嬉しい気持ちだけでしたが、私の場合、7wと14wに不正出血があったり、風邪も2回ひいたりと、生かしていけるのかという恐怖との戦いでした。
ようやく安定期と呼ばれても、不安は付きまとっています。今治療をされている方も、まずはご自分を大事になさってください。そして少しでも日々の楽しいことを見つけられるような毎日が送れると良いなと思います。
震災で苦しい思いをされている方々も、どうぞお身体ご自愛ください。
妊娠判定日(4w0d)で、ちゃんと線が出ました。
杯盤胞は、移植の際説明をしてもらった事を書き込んでいます。
月経の周期28日間(10/20〜11/16)