←こんな基礎体温表を簡単作成。自分の基礎体温と妊娠した人たちとのシンクロ検索が可能
タイミング9周期。
AIH3回。
IVF2回。
アメリカ在住 2人目不妊で治療を受けました。39歳にて第1子を出産(自然妊娠)、高齢のため少しでも早く第2子が欲しいと思いました。
今考えると大バカ者なのですが、1人目は欲しいと思ってからすぐできたので排卵チェッカーを使えばまたすぐ妊娠できるだろうと簡単に考えていたのにタイミング9周期ことごとく撃沈。
自力では難しいと思い立ったが吉日、すぐに自宅から近いアメリカで超有名な病院の不妊センターの門を叩きました。
そのときはIVFまで進むとは夢にも思っておらず、初診予約を取る際「AIHとかIVFでなくまずはシンプルな方法(排卵誘発等)試してみたいんですけど」というといきなり「じゃあ何のために受診するの?」といわれ、アメリカの病院って最低AIHじゃないと診て貰えないんだとショックを受け、そのままAIHに進むことになりました。
後にわかったのはその病院がそういう方針だっただけで、排卵チェックだけでもやってくれる病院もあるようです。その後AIH3回×2回目のIVF(採卵2回)で妊娠にいたりました。
もともと脈診の知識が少しありましたので、妊娠判定薬が陽性になる前から脈の変化に気づき、今回はもしかして・・と期待していました。そのころから起床時に胸が張るようになりました。
鍼灸、漢方等いいといわれたことはなんでもやりました。
特に身体を温めることには相当気をつけていました。
このサイトをみて何度も励まされました。自分がここに書き込める日が来たなんて夢のようです。
41歳の私が妊娠できたことが、現在日々穴のあくようにこのサイトをみながら治療を受けていらっしゃるどなたかの励みになればうれしいです。
英語が十分ではない私たちにとってアメリカでの治療は苦労の連続でした。幸い不妊治療のカバー率のいい保険に加入していたものの、何か新しい検査を受けるたびに果たしてこの検査はいくらなのか、そして保険でカバーされるのか心配でした。
1度sonohysterographyで異常が疑われた際、採卵までに時間がないから今日このまま引き続いて子宮鏡の検査を受けなさいといわれ、保険会社に確認するまもなく検査を受けた際、後で子宮鏡分だけでも3230ドルの追加請求が来てびっくりしました(幸い保険でカバーされましたが)。
アメリカの中でも物価の超高地域なこともあり、鍼治療でさえ1回75から150ドルと何もかもが高かったです。これで保険のカバー率が悪ければとても私たちには治療は続けられなかったと思います。
忙しい病院でもともとドクターと患者のコミュニュケーションが少ないと聞いていたので、つたない英語で質問を重ね面倒くさい患者になるのはやめようと思い、日本でなら絶対聞いている質問も殆どせず、ともかく言われたことは素直にやるようにしました。
そのかわり病院選びだけは徹底的したので、卵胞の成長促進に抗がん剤を使うといわれても採卵後2日目に2分割の卵を移植するといわれても、技術力には絶対の信頼のおけるこの病院のいうことだから何か確かなエビデンスのあることに違いないと思い迷うことなく治療を続けられました。
やはり信頼できる病院を選ぶことはとても大切だと思います。