妊娠16週からをいいます。 胎盤が完成して流産などの心配は大幅になくなります。そしてこれからが本当の意味でのマタニティライフと言えます。
おなかの赤ちゃんに語りかけるのが「胎教」で、ママの声が聞こえると赤ちゃんの心拍がゆっくり打つようになるという研究結果があります。
おなかの赤ちゃんとのコミュニケーションは、親子の絆を強める第1歩です。何かを伝えたり教えようなどとせずに、赤ちゃんとのふれあいを大切にしてください。
無理してする必要はありません。妊娠5ヶ月目には安産祈願の「戌の日」がありますが、これには医学的根拠があるわけではなく、一種の「妊娠中のセレモニー」なのです。日本以外の多くの国の妊婦さんは腹帯をする習慣がありません。
妊娠中期には、おなかが大きくなり始めます。しかしからだを締め付けないものであればマタニティウェアにこだわる必要はありません。おなかの部分が調節できる物を用意しておくといいでしょう。ブラジャー、ショーツ、ガードルなどは4~5ヶ月目ごろから使い始める人が多いようです。
つわりが治まると食欲が出てきます。しかし妊娠中の体重増加は妊娠中毒症や妊娠糖尿病になりやすいうえに、お産が長引いたり産後の回復にも影響が出ることがあります。カロリーを考え量より質を考えた食事をしましょう。
横隔膜の圧迫や呼吸中枢が刺激されることが原因です。妊娠中期に入ると息切れを感じる人がほとんどで、もし息切れを感じたら大きく息を吸ってゆっくり深呼吸して休むことが大切です。決して無理はいけません。
今まで「うつぶせ」で寝ていた人も、おなかが大きくなればお勧めはできません。また「あお向け」も同じことが言えます。子宮の重みが背中や腰や腸に負担をかけるので、腰痛や痔が悪化したり消化不良や、血液の循環を妨げる、低血圧などの心配があります。
身体の左側を下向きにして横向きになり、両足に枕などを挟んで交差するように寝てみましょう。(シムスの体位) この姿勢がママにも赤ちゃんにもベストで浮腫をやわらげ、老廃物の排泄を促し、赤ちゃんに栄養を届きやすくしてくれます。
妊娠ホルモンによって、血液循環がよくなり代謝が盛んになるからです。特に問題はありませんが、顔やおなかなどに毛が生えてきて悩みを持つ人もいるでしょう。
しかし出産後6ヶ月も経てばほとんど消えてしまいます。毛を抜いたり剃ったりするのは問題はありませんが、脱毛クリームや漂白クリームは皮膚と不適合を起こす場合があるので使わないほうが無難です。
主治医と相談して判断しましょう。基本的には以下のことを注意します。
貧血は妊娠初期には月経による出血が止まり、普段貧血気味だった人でも治まる人もいるでしょう。しかし妊娠20週を過ぎた頃から血液循環量が急激に増えて、再び貧血に悩まされる人が出てきます。
鉄欠乏性貧血を防ぐためには鉄分が豊富な食べ物を意識的に摂取することです。以下にあがるものが鉄分を豊富に含んだ食品です。
妊娠ホルモンの変化で集中力が散漫になるのが原因です。妊娠中から出産後の授乳期間までこの症状は続くかもしれません。
集中できないことにイライラしないで、あまり神経質にならずにお気軽な気持で過ごしてください。やかんの火の消し忘れ、家のカギを閉める、ちゃんと健診に行くなど最低限のことを忘れないようにしてください。
妊娠中は、手足の関節がゆるんだり水がたまったりするので不器用になることがあります。もともと妊婦さんは細かい作業などはあまり向いていないので、他の人に頼んだほうがいいかもしれません。
母親学級は、各市区町村の保健所や母子健康センター、病院や産院で行われています。主な内容はお産のビデオをみたり、妊婦体操や呼吸法の実技、栄養指導、赤ちゃんの沐浴実習などがあります。
両親学級ではパパも一緒に参加して妊娠、出産、育児について学ぶことができます。立会い出産を希望するパパはいい勉強になるはずです。(両親学級を参加していないと立会い出産が出来ない病院があります)
ホルモンのバランスが崩れると虫歯にもなりやすくなります。歯の治療に使う局部麻酔やレントゲンは問題はありません。出産後はとても忙しくなるので安定期に治してしまうのがおすすめです。その際かかりつけの産科医で相談し歯科医でも必ず妊娠していることを告げましょう。
赤ちゃんが生まれるとしばらく旅行どころじゃなくなります。妊娠中期の安定期にゆっくり旅行に行くのもいいでしょう。観光スポットを忙しくまわるよりも、リゾート地でのんびり過ごすほうが、からだに安心です。念のため行く前に医師に相談してみましょう。
よく妊娠中はダメと言われますが、泉質が赤ちゃんやお母さんのからだに影響することはありません。ただ熱いお湯でのぼせには気をつけるようにします。
マタニティスイミングやマタニティビクスを始めてみてもいいでしょう。特別に教室に通わなくても毎日30分くらいの散歩を日課にするだけでもよい運動になります。
妊娠中期に入ると髪のボリュームがなり、こしやはりがなくなることがよくあります。また妊娠初期には遠慮していた「妊娠生活を楽しみたい」という気持ちも出てくるでしょう。
パーマやヘアカラーが、赤ちゃんに影響をあたえるということはまずありません。赤ちゃんの先天性異常を心配する声も1部ではありますが、医学的な証拠はないようです。
しかし妊娠ホルモンの影響で、パーマやヘアカラーがいつもよりも、うまくいかないことも多いようです。また抵抗力が弱り肌が荒れやすい状態なので、パーマ液に含まれている化学物質が頭皮に触れるとかぶれたりすることもあります。
働く環境が適していればそれも可能でしょう。注意することは病院が近いこと、ストレスを溜めないこと、重い荷物や激しい動きをしないことです。
日本では労働基準法によって出産予定日の6週間前から産休を取れますが、本人の希望があれば働くことも出来ます。
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