大きくなったおなかとのバランスを取る為に、背中を反らせたり骨盤にゆがみが出てくるのが原因です。または大きくなった子宮のために「坐骨神経」が圧迫され、腰の他にも太ももやお尻なども痛くなるかもしれません。
その部分を温めたり、妊婦体操や水泳、カイロプラクティックや針治療、マッサージなどが効果があります。
大きくなった子宮が胃を圧迫するのが原因です。1回に食べれる量が減ってしまうときは、食べる回数を多くするといいでしょう。
妊娠後期になるとよくあります。大きくなった子宮に膀胱が圧迫されて尿が近くなり、尿漏れも起きやすくなります(腹圧性尿失禁)。トイレを我慢しないでこまめにいき、生理用ナプキンなどを使って対策しましょう。
尿が漏れるからといって水分を取らないのは間違いで、尿路感染症や脱水症にかかることがあります。日常生活では次のことを心がけてください。
子宮が血管を圧迫して痔になることもあるでしょう。肛門の周りを清潔にして血行をよくするためにお風呂でからだを温めましょう。また食生活では植物繊維の多い物をすすんで食べましょう。
子宮が骨盤を圧迫することにより、多くの人が股関節に痛みを感じます。また子宮頸管がゆるんできて赤ちゃんが下がり始めると、より痛みを感じる人がいるでしょう。
バランスがいい食事を心がけて、カルシウムを多めに取ります。痛いからといって体を動かさないよりも、適度な運動が効果があります。
子宮がみぞおちまであがってきて心臓や肺を圧迫するからです。動悸、息切れを感じたら決して無理はしないでしばらく休みましょう。
対策としては、なるべく前かがみにならないように工夫をします。横になるときは上半身を枕などで高くすると楽になります。一般的にお産の2~3週間前になると、赤ちゃんが骨盤内におりてきて圧迫感がなくなることが多いようです。
もし動悸や息切れの他に、呼吸や脈拍が速くなったり、手足がしびれて紫色に変色したら異常が起きている可能性があります。そんなときは医師にすぐ連絡してください。
水血症といって血液に水分が増えていき血液循環量が増えます。これによって血液はサラサラになり、赤ちゃんにとっていいことなのですが、余分な水分がからだに溜まってむくみ(浮腫)となってしまうのです。高血圧や尿タンパクが見られなければ大丈夫です。
簡単な足上げ体操をしてみましょう。あおむけになり片方の足を上げてつま先を伸ばしたり縮めたりを繰り返します。また寝るときは足元にクッションなどを置き足を高くして寝ると、だるさが取れます。
夜寝ているときや同じ態勢でリラックスしているときに、足がチクチクしたりむずむずしたりすることがあります。これを下肢静止不能症候群(むずむず足症候群、RLS)といい、全妊婦さんの15%程度の人が感じるようです。
高齢の人ほどRLSになりやすいと言われ、原因は食事やストレス、環境因子などが考えられます。生活環境が影響する場合が多いので、RLSがよく起きるときにはその日の食事や過ごしたことを改善すると効果があるときもあります。
こむらがえりと同じ治療法はあまり効果がないようです。実際には治療効果がない場合も多いですが、医師に相談していい対処法を探すようにしましょう。
お風呂上りにクリームを塗って保湿して、マッサージをすることで予防できますが1度できた妊娠線は消えません。赤ちゃんが大きくなったので脂肪がついたと考えることにしましょう。半年もたてば白く目立たなくなります。
汗をかいて、ほこりなどでよごれがちになるからです。こまめに洗顔して、化粧水で保湿し肌荒れに気をつけましょう。またシャワーもしっかり浴びて清潔に過ごすことが大切です。
この妊娠性の湿疹を「PUPPP」(適当な日本語病名はない)といい、妊娠線上に出来たり太ももやおしりや腕にも出来ます。赤ちゃんに影響はなく、普通は出産後になくなります。医師に相談すると軟膏を処方してくれたり、かゆみ止めの注射をしてくれます。
妊娠後期になれば、おなかが固くなり張っている感じがするときがあるでしょう。これがまさしく前駆陣痛と呼ばれるもので、子宮の収縮が原因して起きます。前駆陣痛は妊娠20週くらいから始まり、妊娠28週をすぎれば1日に4,5回おなかが張るのこともあって生理的なものです。
初産婦より経産婦のほうが早くから感じて、子宮収縮も強くなります。本物の陣痛のウォーミングアップと呼ばれ、体が出産のための準備をしている証拠なのです。
ただおなかがしっかり固くなり、規則的な間隔になったら本物の陣痛の可能性があります。おなかや骨盤に痛みを伴ったり、おりものに出血が混ざるときにはただちに診察が必要になります。
妊娠後期に入ると赤ちゃんの動けるスペースがなくなって、肋骨辺りの隙間に赤ちゃんが手や足を突っ込むことがあります。
姿勢を変えると赤ちゃんも動き痛みがなくなる場合もあります。また四つんばいになり、背中を丸めると痛みが逃げることがあります。
静脈瘤とは、ひざの裏やふくらはぎの血管が浮き出てこぶのようにふくらんでしまうことです。予防は血行をよくするため長時間立っていない、寝るときは足を高くするなど工夫をします。出産後にはほとんどの人は治ります。
妊娠中や産後によくあることです。食生活で海藻類や緑黄色野菜を積極的にとってみましょう。赤ちゃんが生まれ授乳が終わる頃には元に戻るので神経質にならないほうがいいでしょう。
膀胱が圧迫されるのが原因で、分娩に備えて赤ちゃんが骨盤に下り始めるからです。妊娠初期には子宮が膨らむことで頻尿になります。そして妊娠中期には子宮が骨盤内から、高い位置に移動することで頻尿から開放される人も多いでしょう。
しかし妊娠後期になり再び膀胱が圧迫されて、頻尿を感じるようになります。頻尿には「水分を取らない」というのは間違いで、水分補給を怠ると「尿路感染症」の原因にもなります。
←こんな基礎体温表を簡単に作成。面倒な登録なし。オートセーブ機能付き
便秘 原因と解消法
女性が慢性的に悩みがちな便秘について。便秘のパターンと原因
妊娠中のパパ
妊娠中の夫の気持ちって?何に悩み、どんな気持ちになるか
犬の日カレンダー
該当3ヶ月分の戌の日カレンダー。今年,来年の一覧表示も可能。
妊娠中の仕事
仕事を続けるか辞めるか?上司や同僚にいつ報告する?
妊娠中のトラブル
心身ともにトラブルがいつ起こっても不思議ではありません
授乳の方法
赤ちゃんだって最初はおっぱいを飲むことがヘタクソ
妊娠2か月
妊娠2ヶ月に関わる出来事を1週ごとに...
トピックス
妊娠中、不妊に関わる最新情報を集めています