排卵の有無や予測、生理日の予測、妊娠の可能性、黄体機能不全(ホルモン分泌異常)などがわかります。高温期が3週間以上続くと高い確率で妊娠しています。
思い立ったらその日から始めてください。よく「次の月経周期の最初(生理初日)から始めたい」という意気込みを聞きますが、最初からきれいなグラフになるとは限らないので練習も兼ねて今から始めてください。
水銀式とデジタル式があります。水銀式は測定時間は5分と長めなのですが、実測なので正確な体温が測れます。一方デジタル式は短い時間(30秒~3分)で測れますが、あくまで予測なので安定しないことがあります。
気温に影響されずに基礎代謝を測る、最も適した場所だからです。体温測定には口腔温、直腸温、腋窩温がありますが、口腔温(口の中)が腋窩温(腋の下)より再現性があり適しているのです。
一般的には朝目覚めたときが1番体温が低く、日中は高めになります。しかし基礎体温で大切なことは覚醒後にすぐに測定することで、昼間の体温はまったく参考になりません。
すべての人には当てはまりませんが、基礎体温は気温で影響されます。夏の暑い季節になれば体温は上昇して、逆に寒い冬になれば下降します。汗をびっしょりかけば高くなり、クーラーを付けて寝ていれば低くなります。
基礎体温がバラバラの1番の原因は、生活の不規則さだと言われています。思い当たる人は、生活時間を規則正しくすることできれいなグラフになるはずです。
睡眠時間が乱れると基礎体温もバラバラになる傾向があります。特に大型連休などで、何日か就寝時間が遅くなるとその周期全体に影響が出ることがあります。
4~5時間のしっかりした睡眠があれば、多少ずれても問題がないとされています。しかし実際には遅い時間に測れば体温が高くなる傾向があるようです。
時間指定はまったく関係がありません。毎日同じ時間に測ることが望ましいですが、その時間は人それぞれに違いもあるでしょうから。
そんなことはありません。排卵日は体温が下がった日から上昇を始める3日くらいの間にあります。それには個人差があり、また体調などにも影響を受けます。
お手本のグラフみたいに、排卵日付近で体温が下がらない人もたくさんいます。異常でも何でもありませんし、もちろん妊娠の可能性にも何ら影響しません。
妊娠の確率は、何も問題がないカップルがタイミングをぴったり合わせても20~30%程度しかありません。多くの人が「避妊しなければすぐに妊娠する」と思い込んでいるようです。
男性側の寿命期間(3日程度)と卵子の寿命期間(1日)を足したものが、妊娠しやすい日です。具体的には排卵日前3日間と排卵後の1日と考えてください。
基礎体温に多くを求めようとしないことです。排卵日や妊娠の可能性を、正確に判断しようとするのは間違いです。前方視野ではなく、後方視野で確認していくことが大切です。
基礎体温を進行形(前方視的)で考えていくと、この悩みにぶつかります。前方視的には体温が少しでも下がると排卵日と判断してしまい、基礎体温を重視しすぎてしまう傾向があります。
もともと基礎体温を使っていても、排卵日を特定できる人はほとんどいません。また排卵日だと思っていても、勘違いしていることが数多くあるのです。(医師だって間違えます)
基礎体温はあくまで後方視的に判断するもので、その結果で「この日が排卵日だった(過去)」「高低温がしっかり分別されている」「高温期が何日続いている」などがわかるのです。
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