妊娠中のおりものに悩んで、おりものシートを実際に使った感想。おりものシートは便利な反面、汗をかきやすい妊婦は蒸れも気になりました。こまめな交換は必須です。
妊娠初期からおりものは水っぽくサラサラでしたが、下着が汚れるのが嫌で外出中はおりものシートを利用しました。妊娠中期からは、おりものがちょっと増えた気もして使い続けましたが、マタニティショーツをはくようになってからはシートの横幅が狭く感じました。
メーカーによってはおりものシートの側面がショーツの幅と合わないと、違和感があって不快でした。個人的にはおりものシートの側面が柔らかくて薄いほうが、使い心地が良かったです。
妊娠中のマタニティショーツにあわせたサイズの、おりものシートがあったら便利だなと思います。でもマタニティショーツを使う頃には、雑菌の侵入を心配しておりものシートを控える人もいます。
妊娠中の夏は汗をかきやすかったので、おりものシートを使うと蒸れやすいのか、蒸れた感じがわかりやすいのか不快感が増えました。外出時は汗なのかおりものなのか判別できないくらい、おりものシート表面が濡れてしまったこともあります。
汗をかきやすいときは吸水性はもちろんですが、肌にあたる表面の素材選びに気をつけたほうが良さそうです。手作りのシートは吸水性はあるけれど蒸れたときに通気性が気になりました。
妊娠中の冬は、市販の使い捨ておりものシートよりもオーガニックコットンを表面につかった布製おりものシートのほうが温かく感じました。ただずっと使うには1日の交換量が多かったので足りなくて、洗濯は大変でした。
つわりがあった時期は、おりものシートの良い香りも気になってしまいました。妊娠中はつわり期など香りに過敏に反応する時期があります。そんなときは無香料のほうが無難です。
妊娠中は頻尿になって1時間ごとにトイレに行ったり、1時間もたたないうちにトイレに行きたくなることもありました。もったいないからと、おりものシート交換を引き延ばしたら肌が赤くかぶれてしまいました。個人的には表面シート裏に接着剤をつかう商品は、かぶれやすかったです。
妊娠後期は尿もれに悩まされました。くしゃみをしたり、立ち上がった瞬間に尿もれしてしまうのです。おりものシートをつけていたので外出時も少しなら安心だろうと思っていましたが、尿を吸収しても閉じ込めないから水気を絞ったタオルのようで、ますます不快になりました。
通常のおりものシートは尿もれに対応していない商品がほとんどなので、尿もれが気になる外出時は尿もれパッドのほうが安心でした。妊娠後期は赤ちゃんを守るためにおりもの量も増加するので、尿もれパッドもこまめに交換しないと不衛生になります。外出時は荷物がかさばるので面倒でした。
出産が近づいたとき、おりものシートが湿っていて破水かもしれないと疑いました。でもシートを交換したら湿らなかったので破水ではありませんでした。妊娠中のおりものは水っぽくサラサラした感じだったので、少量の破水だと下着よりも気がつくのが遅くなりそうです。
サラサーティ「2枚重ねのめくれるシート」は表面の肌に当たるシート部分を1枚はがせるので、1回目の交換ははがすだけで済みます。頻繁にトイレに行きたくなる妊娠後期に役立ちそうです。ただし2枚分はシート交換しないので通気性が悪くなって蒸れることが心配です。こまめに交換することは忘れないようにしたいです。
無香料タイプとフレグランスソープの香りがあります。2枚重ねなのに厚さが3ミリと薄いので、2枚重ねの使用感はありませんでした。サラサーティの表面に使う天然コットンは肌へのタッチがやわらかい印象です。
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ナチュラムーン(NaturaMoon)のおりもの専用シートは、無漂泊のオーガニックコットンを使用しているので肌触りがやわらかくて、やわらかい綿の下着のようです。シート表面にかわいい模様がありました。パッケージもパステルカラーでかわいかったので、妊娠中のイライラする気持ちが和らぎました。
肌へのやさしさにこだわり、水分吸収材はジェル状にならない綿状パルプを採用。15.5cmと長めの設定も安心感があります。はじめて使ったときは、表面シートが真っ白ではないので違和感がありましたが、肌へのやさしさを考えて無漂泊になっていると知り納得しました。
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ナチュラムーン おりもの専用シート
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ナチュラムーン おりもの専用シート