おしるし、破水、陣痛の3つがあり、どれが最初にくるかは個人差があります。サインがあってもすぐに生まれることは、まずないので慌てないようすることが大切です。
子宮口が開き始めるときに出る、血液の混じったおりものを「おしるし」と言います。お産のサインとして必ずあるものではなく、またおしるしに気づかないことも多いようです。
赤ちゃんを包んでる卵膜が破れて中の羊水が流れ出ることです。普通は陣痛が始まってから破水しますが陣痛前に破水することもあり、これを前期破水といいます。
痛みが来る間隔が不規則で結局は痛みが消える陣痛です。痛みの強弱も安定せず陣痛の予行練習と言われています。
前駆陣痛と勘違いすることもありますが、落ち着いて痛みがくる間隔を測りましょう。規則的な痛みがくる間隔が10分になったらホントの陣痛です。
尿漏れは力を入れれば止まります。破水は自分では止められず少し動くとチョロチョロと出てきます。いずれにしろ破水が疑われるときは病院で診察をします。試験紙で調べればすぐにどちらかわかります。
痛みが始まった時間から次の痛みが始まる時間までです。すぐに間隔が縮まる人もいれば4~5時間もかかる人もいます。
病院までの距離にもよります。お産の始まるサインが破水の場合はほとんどがすぐに入院になります。陣痛の場合は痛みが増してきて間隔が10分くらいになったら本格的にお産が始まります。病院に連絡して指示に従いましょう。
食事はあまりおなか一杯まで食べないように。お風呂は破水していなければ問題ありません。
お産のサインがあってもいきなり身動きが出来なくなるわけではありません。破水の場合はすぐに入院が必要ですが、あわてず落ち着くことが大切です。
まずありえないと思いますが、バスタオルなどで赤ちゃんを冷やさないようにしてへその緒も胎盤もそのままにしておきます。卵膜に包まれている場合一刻も早く卵膜を破り赤ちゃんが呼吸できるようにします。