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妊娠後期のおやつ

むくみ

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妊娠後期に適したおやつは、お産に向けて不足しがちな栄養素を含む食材です。ストレスや睡眠不足から過食にならないように量を決めて楽しみましょう。

妊娠後期のおやつで気をつけたいこと

おやつ=甘いものではない

妊娠後期は出産にむけて体調を維持することが必要です。お腹は急激にふくらんで赤ちゃんの成長も最終段階です。ここで糖分を摂りすぎると、脂肪がついて産道が狭くなる可能性があります。

赤ちゃんが産道を通りやすくするために、必要以上の甘いものは控えるようにしたいです。おやつ=甘いものという考えをなくしてみましょう。

とはいえ甘いものが好きな人に、甘いものを禁止したら妊婦生活もストレスが溜まってしまいます。

妊娠後期は鉄分が不足

妊娠後期は鉄分が不足しがちです。妊婦健診でも鉄剤を処方されることがあります。おやつでも鉄分を気軽に補給してほしいです。

鉄分は赤血球に含まれるヘモグロビンです。少しは体内に貯蔵鉄がありますが、妊娠中はそれでは賄えないほど鉄分が必要です。鉄剤を処方されたら、食生活でもっと鉄分をとって良いサインです。

臨月の便秘対策

臨月になるとお腹に力を入れにくくなります。特に出産予定日が近づいて子宮口(しきゅうこう)が開き始めたら、強い衝撃で破水や陣痛がひきおこされることもあります。そのせいでトイレに行きにくく、便秘になることが心配です。おやつを選ぶときは、間食からも食物繊維や水分を補給しておくと便秘予防になります。

洋菓子よりも和菓子

カロリーだけを見ると、洋菓子よりも和菓子のほうが低そうですが意外にも同じようなカロリーのおやつは沢山あります。そこで注意したいのが原材料です。洋菓子は生クリームやバターを使うので糖質が多くなりがちです。同じようなカロリーなら糖質の低い和菓子のほうが安心なケースが多いのです。

洋菓子を食べたいときや、ホイップののったデザートが食べたいときは豆乳ホイップを選ぶなど工夫次第で糖質を抑えることができます。

砂糖に関しても白砂糖は精製されているので、自然のきび砂糖や黒糖がおすすめです。ダイエットで使用されているステビアやアステルパームはカロリーはゼロですが、大量に摂取してよいわけではありません。

さつまいもで便秘解消

さつまいもは葉酸も多くビタミンや食物繊維が豊富に含まれているので、おやつではなく食事としても適しています。特に妊娠後期の便秘では市販の便秘薬や、お腹をゆるくする効果の高いお茶類は控えてほしいので、さつまいものように食品で便通をよくすることがおすすめです。

ヨーグルト

さつまいもは水に溶けにくい不溶性食物繊維なので、食べるときは水分もしっかりとってください。おすすめはヨーグルトに柔らかくしたさつまいもを刻んで加えるおやつです。さつまいもは加熱すると甘みがでるので砂糖をくわえずに、自然の甘みでヨーグルトを食べることができます。

ただし、炭水化物は食べ過ぎると糖分のとりすぎになります。ヨーグルトに加えるなど少量で甘みを感じる役割として食べることが安心です。

りんごでむくみ対策

りんご

妊娠後期の足のむくみを放置すると、就寝中に急にふくらはぎが吊って痛い思いをすることがあります。妊娠後期のむくみ原因は、運動不足や大きくなったお腹が下半身を圧迫して血行不良にしているといった理由もありますが、カリウム不足も忘れないでください。

カリウムは妊娠後期に塩分の摂りすぎや、水分の飲み過ぎを注意された妊婦さんにも知ってほしい栄養素で、体のなかでナトリウムを排出するサポートをしてくれます。塩分と水分の調節ができれば足のむくみは解消されやすくなります。

妊娠後期にカリウムを手軽に摂取するなら、りんごがおすすめです。そのまま食べても、加熱して甘みを増やしても、すりおろしてジュースにして飲むこともできます。サプリメントで代用することもできますが、もしも果物をおやつに食べたいときはカリウムの摂取できるりんごも候補に入れてみましょう。

食べ過ぎてしまう

妊娠後期は赤ちゃんも成長するので、ママもお腹が空くものです。どうしても間食しすぎたり、おやつの量が増えてしまいます。食べてしまってもダイエットは禁物です。ちょっと食べ過ぎたと感じたら、妊娠中での安心なストレッチやウォーキングを忘れずに行ってください。

おやつ回数が増えているときは、1回の量をラッピングしたりタッパーに入れておきます。1日トータルで200カロリー以下なら特に問題がないことがほとんどですが、体調や体重によって変動するので妊婦健診で確認してください。

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