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妊娠線(にんしんせん)は、腹部や太ももなどに縦に何本もできる細い線です。妊娠線と言っても、妊娠中だからそう呼ぶだけで、いわゆる肉割れの状態です。別名「ストレッチマーク」とも呼ばれています。妊娠線予防の商品の中には「ストレッチマーク」と記載しているクリームもあります。

妊娠線は最初は赤紫のような細い筋です。血管よりも細く皮膚の表面に鉛筆で描いたようなラインが出ます。定着してくると赤紫を帯びていた妊娠線は、白っぽくなります。

妊娠線ができる理由

妊娠線ができる理由は、急激に皮膚が引っ張られることに原因があります。皮膚は、目に見えている1番表面の表皮、その下には真皮と皮下組織からなりたっています。

妊娠線とは

体重増加や妊娠によってお腹が大きくなる時、一緒に皮膚も伸びます。表面の表皮は伸びることができます。しかし真皮と皮下組織は伸びにくい性質です。

表皮が伸びても、真皮と皮下組織が対応できずに皮膚に亀裂が入ってしまうのです。この亀裂が妊娠線となるのです。

妊娠線は小柄でもともと皮膚面積の狭い人が妊娠してお腹が突き出た時や、双子など多胎妊娠でお腹が更に大きくなった時にできやすいと言われています。

そして皮下脂肪などが多いと皮下組織の弾力が失われて、妊娠線が出やすいようです。

妊娠線は皮下脂肪が増えるのに皮膚の伸びが追いつかず、皮下組織が引き裂かれるためにできます。簡単に言えば自分のからだの許容範囲を超えて太ってしまうということです。妊娠線は1度できると元に戻ることはありません。

妊娠線のできやすいところ

妊娠線のできやすいところは、お腹周り、おしり、胸が多く見られますが、妊娠中の急激な体重増加によって太ももに妊娠線ができることもあります。もしも、妊娠中に急に肉付きのよくなった部分があれば、そこは妊娠線のできやすい場所だと思ってください。

妊娠線は皮膚の柔らかいところにできやすいので、皮下脂肪の付きやすい部分には注意してください。妊娠中は、お腹周りの妊娠線に悩む妊婦が多くいます。加えて授乳のために大きくなる胸部も、皮膚が引っ張られやすいので妊娠線が出現します。

ただ、妊娠中はお腹も大きいので上部しか見えない時期もあります。おへそから使途に妊娠線ができても、すぐに気が付きにくい可能性があります。時々、鏡に映してチェックしてみてください。

妊娠線の予防は早めに

妊娠線(にんしんせん)というと、お腹が大きくなる6ヶ月以降に目立つ妊婦の肌トラブルだと思われがちですが、実は妊娠初期から妊娠線になりやすい部分には注意が必要です。早めにケアを始めていれば、肌に妊娠線が必要以上に増えることを防げます。

妊娠線はできてしまうと、なかなか消せないものです。体重増加によってできた妊娠線も、痩せたからと言って消えるものではありません。予防を怠って妊娠線ができてからでは遅いのです。

予防としてはまずは急激に太らないことです。そして保湿してよくマッサージをしましょう。甘い物やカロリーの高い飲み物、食べ過ぎに注意して体重コントロールをすることがポイントです。

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