皆さんは初診も含めて妊婦検診をしっかりと受けていますか?
8月29日に奈良で、「妊婦さんが11病院から拒否される」ということが起こりました。この妊婦さんは当初妊娠3ヶ月ということでしたが、病院の調べでは妊娠6〜7ヶ月くらいだったそうです。
奈良県の各施設の受け入れ態勢と制度上にとても疑問と不満を残しますが、しかし私たちが少しでもこのようなリスクを減らすためには何が出来るでしょうか?
最近では妊娠しても妊婦検診(初診も含めて)に行かない人も増えているようです。妊娠10ヶ月になり陣痛が始まってから、始めて病院に訪れる「飛び込み出産」なる出産法も最近の朝日新聞の記事で目にしました。
しかし定期健診をきちんと繰り返してきたプレママと違って、妊婦さんや胎児の詳細がわからない「飛び込み出産」は、多くの病院が受け入れ難いとの考えを示しています。
それもそのはずです、出産となれば妊婦と胎児の安全を確保するために最低限の情報が必要になります。しかし通常では毎月の妊婦検診で時間をかけて調べてきたものを、飛び込み出産ではわずかな時間で検査をしていかなければならないのです。
今回の奈良県の妊婦さんは、病院での「妊娠の確認」をしていなかったそうです。「かかりつけ医」がいないために、搬送の際に「かかりつけ医の要請に基づく病院間の転送」ということができませんでした。また母子健康手帳を持っていなかったことも、対応が遅れた原因になるかもしれません。
当サイトの掲示板でも、「妊娠5ヶ月くらいだけどまだ1度も病院に行っていない」とか「妊婦検診をほとんど受けていない」という書き込みをたまに見かけます。
ほとんどの人は、それでも問題なく出産していくでしょう。しかし確率は低いですが、妊娠中に何かしらのトラブルが起きることだってあるのです。防ぎようのないトラブルもありますが、少なくともそのトラブルを少なくしようとする努力が必要だと感じます。
それに加えて妊婦検診をしっかりと受けていない人は、「妊婦の心得」や「妊婦ケア」を自分とは無関係と考えていることが多く、そういう意味でもトラブルを引き起こしやすと言わざるを得ません。
妊娠生活は10ヶ月もすれば必ず終わりが来ます。妊娠中にしか受けることの出来ない「妊婦検診」です。赤ちゃんとあなた自身のためにもしっかりと受けてくださいね!
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