陣痛には本物の陣痛と、にせものの陣痛(前駆陣痛)があることをご存知でしょうか。多くの妊婦さんは陣痛の始まりに、「あれこれかな?」と戸惑うはずです。にせものの陣痛は数時間経過しても、陣痛の間隔や持続時間が一定のパターンにならないことが特徴的です。
陣痛の間隔を計ることはとても大切なことで、お産のために入院するタイミングを計るのも、この陣痛間隔を目安にします。しかし陣痛が起こるたびに時間を書き留めて計算するのも、意外と面倒なものです。そこで「e-妊娠」では、陣痛の間隔をインターネット上で簡単にチェックできるツールを作ってみました。
陣痛間隔チェッカーは、陣痛がきたと思ったらクリックをするだけで現在の時間と、陣痛の間隔を計算してくれます。加えて陣痛が治まったときにクリックをすれば持続時間も表示されます。(簡単なコメント表示もあり)
また保存期間を30日としましたので、にせものの陣痛から本当の陣痛が起こるまで、何度でも記入していくことができるでしょう。(出産後にプリントアウトすれば思い出にもなります)
利用はスマートフォン、パソコン、iPadなどで使用可能です。(javascriptが必要)
いたってシンプルですが誰でも利用ができて便利だと思います、興味のある方はどうぞ本番の陣痛に備えて使い方を覚えておいてください(ブックマークもお勧めです)。
出産を控える妊婦さんは「陣痛間隔」という言葉をよく耳にするようになるでしょう。なぜなら陣痛が起こることによって出産の準備段階に入ることはもちろん、陣痛間隔の時間によって、病院に入院するタイミングを計るからです。
入院するタイミングは病院によって違いますが、一般的には「陣痛間隔が10分になったら病院に来て」と言われることが多いようです。もちろん「陣痛間隔が15分」と言われることもあるし、「陣痛間隔が5分」といわれる場合もあるでしょう。不安なときにはいつでも病院に電話などして尋ねてください。
陣痛間隔とは、おなかの痛み(子宮の収縮)が始まってから、次に再びおなかの痛みが始まるまでの時間を言います。たまに陣痛の持続時間は抜かして、「陣痛の痛みがなくなってから次の陣痛が始まるまでの時間」という専門家もいるようなので、一応、病院で確認をするとよいでしょう。
一般的に陣痛間隔が10分をきると本格的に陣痛が始まったとされます(分娩所要時間とは、この陣痛間隔が10分を切ったところからスタートです)。ここから初産だと12時間前後、経産婦(けいさんぷ:1度でも出産を経験している妊婦さん)だと、8時間前後が平均的だといわれています。