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インフルエンザ対策を始めましょう

うつ伏せで寝る赤ちゃん

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東京都内の小学校で、今シーズン初のインフルエンザ流行による学級閉鎖がありました。インフルエンザウイルスが冬に向けて、あっという間に広まる可能性が出てきました。

秋から冬にかけて空気が乾燥してくると喉が痛んだり体調を崩しことがあります。特に冬本番は誰もが乾燥や寒さ対策に力を入れますが、秋から冬に代わる11月は日中が暖かい日もあるせいか気を緩めがちです。

まだ日中は暖かい陽気の日もありますが、実際にインフルエンザと診断されている患者がいるのも事実です。冬の気候になっていなくても今からインフルエンザウイルスがまん延すると、年末にかけて流行のピークがくるかもしれません。

できることから始めて、早めのインフルエンザ対策で妊娠・出産に備えましょう。

インフルエンザウイルスの初期症状

インフルエンザウイルスに感染すると以下の初期症状が多く挙げられています。厄介なことにインフルエンザは潜伏期間がほとんどありません。急に症状が出たら早めに診察を受けて、無理をしないように心掛けてください。

軽い風邪や腹痛、頭痛で我慢することに慣れている人はインフルエンザの初期症状も我慢しがちです。

インフルエンザは風邪の症状と似ているので、ちょっとした風邪だろうと放っておくと一気に症状が悪化しやすいので注意しましょう。

特に周囲でインフルエンザが流行っていたり、人ごみに行くことの多い人で上記の症状が気になったら、インフルエンザの初期症状を疑ってください。

インフルエンザの予防接種

インフルエンザの予防接種は毎年ワクチンを見直しているので、流行毎に接種します。昨年と今年ではワクチンも違うし、昨年のワクチン効果はすでに期待できません。新たに今年も予防接種を受けることでインフルエンザウイルスに対抗します。

地域によってはインフルエンザの流行時はワクチンが足りなくなることもあります。また、ワクチンの効果もすぐに期待できません、一定の時間を置いて効果が出ると言われているので早めの接種が安心です。

ただしインフルエンザの予防接種は任意なので必ず必要とは言われていません。副作用が出たことのある人や持病のある人は、医師に相談してから接種を決めてください。

インフルエンザの予防接種に関しては大人は1回、子どもは2回に分けるケースがほとんどです。ワクチンを接種するとインフルエンザウイルスに抵抗する力がつくので、感染しても軽症で済むことが多いようです。

今年の冬もインフルエンザの流行が心配されています、予防接種を考えている人は早めに医療機関に問い合わせましょう。病院によっては予約が必要な場合もあります。

予防接種料金は地域や病院によって微々たる差があります。保険外診療なので保険証が使えません。ただ、職場や地域によっては集団接種や補助があるケースもあります。

インフルエンザの予防接種を受ける時には以下の点を確認しておきましょう。

インフルエンザの予防接種は、その年に急に流行する新型インフルエンザには対応できません。

新型インフルエンザが確認されると、そのウイルスに対して新たにワクチンが作られます。季節性のインフルエンザ予防ワクチンとの接種間隔やスケジュールは、実際に予防接種する病院や機関に相談して決めます。

毎日のインフルエンザ予防

うがいは毎日欠かさず

インフルエンザは予防接種をしたからといって、100%予防できるわけではありません。毎日の生活でもインフルエンザウイルスを寄せ付けない・体に残さない心掛けが大切です。

インフルエンザの予防接種のワクチンは季節性と新型で異なりますが、毎日の予防対策はどちらにも共通しています。特にインフルエンザに感染すると困るのは妊娠の予定がある人や妊婦です。毎日心掛ける習慣を付けましょう。

毎日のインフルエンザ予防は1つ1つは簡単なことばかりですが、省略しやすいものです。「トイレに行ったら、手洗いうがいをする」など何かの行動とセットにして忘れないようにします。

手指の消毒はスプレーやジェルタイプの消毒液が便利です。リビングやキッチン、玄関に置いて活用します。携帯用もあるので外出時も心掛けると、空気や飛沫で付いたウイルスが停滞しません。

しっかり食べて、たっぷり休む

インフルエンザに限らずウイルスを寄せ付けない強い体を作るのは、予防接種のワクチンだけではありません。自分の体の内側から強い体を作ることも忘れずに。

栄養バランスの良い食生活と、疲れを翌日に持ち越さない睡眠は健康な体を作る近道です。これは妊娠中も必要なことなので、インフルエンザ予防も兼ねてもう1度生活習慣を立て直してみましょう。

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