e-妊娠top トピックス 2012年1月の戌の日ガイド

2012年1月の戌の日ガイド

赤ちゃんと手

妊娠週&出産カウントダウンの設定

1月の戌の日

戌の日

2012年1月の戌の日は、1月2日(月曜)と14日(土曜)と26日(木曜)です。戌の日の祈願は安産を願う日に適しています。戌の日のお祝いは、妊娠してから初めてのお祝いイベントでもあります。真冬のお出掛けには十分注意して、お参りに出掛けましょう。

戌の日のお参りは、妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日に予定します。2012年1月の場合は、2011年12月21日(水曜)を過ぎてから妊娠5ヶ月になったママがあてはまります。

初詣の混雑を避ける

1月前半は初詣(はつもうで)による神社の混雑が予想されます。最初の1月2日の戌の日は、初詣で人が多いかもしれません。初詣も兼ねて訪れる場合は、できるだけ人の少ない時間を予測して出掛けましょう。

正月に混雑する神社では、期間中の安産祈願の祈祷受付が通常と異なる場合があります。出掛ける前に問い合わせると安心です。

初詣客の多い時間帯は、参拝まで並んだり、なかなか前に進めません。砂利道も歩き疲れるので、普段以上に疲労が出ます。歩きやすい靴と暖かい服装で出掛けてください。

つわりの続いている人や、お腹の張りやすい人は1月2日に全てを済ませようと無理しないように気を付けます。正月3が日は病院も休日対応がほとんどなので、自分の体調管理を優先してください。1月14日にもなれば神社での参拝もゆっくりできるようになります。

防寒・寒さ対策を万全に

神社は冷たい風をしのぐ場所が少ないところがほとんどです。喫茶店など室内で体を休めるところもありません。自分で暖かい服装をして、寒さに対応してください。

砂利道は歩きにくさから疲れやすいことと、足もとを冷やすのでしっかり防寒します。ブーツをはく場合はヒールがないほうが安心です。祈祷で靴を脱ぐことも予想される場合は、タイツや靴下で足裏からくる冷たさに対応して下さい。

足もとから冷えると、足がつりやすく、こむら返りが心配です。お腹回りの防寒は戌の日に巻く腹帯が活躍します。戌の日をきっかけに防寒対策としての腹帯に注目してみましょう。

戌の日の腹帯って?

戌の日は、安産で子沢山の犬にあやかって妊婦のお腹に腹帯を巻きます。1月は朝晩の気温の低さからも、お腹の冷えを守ることが大切です。腹帯は安産祈願と同時にお腹の冷え予防にもなるので活用しましょう。

1月や2月は底冷えするような気温の低い日が続きます。気温が低いと、体が冷えやすいので心配です。1月の戌の日は、お腹には腹帯をつけて冷えを守る習慣を作る良い機会です。

腹帯と聞くと、さらしをグルグルまく印象を持つかもしれませんが現在の腹帯はガードルタイプやコルセットタイプが主流のようです。見た目は補正下着のようなものだと考えてください。家庭で簡単に洗濯して、自分で簡単に取り外しできる腹帯なら毎日使うことも負担になりません。

腹帯 ガードルタイプ

帯祝は必要?

戌の日に腹帯を巻くことは帯祝(おびいわい)と呼ばれています。最近ではお付き合いがスマート化しているので割愛されることも多いのですが、両家の親の他に子宝に恵まれた夫婦を仲人役として招き、帯をまいてもらう昔からのしきたりもあります。

地域や家庭によっては妊婦の母親が巻く風習や、夫が巻いてあげる風習もあります。これは妊婦の安産を皆で願うことなのですが、最近は腹帯を贈るだけで、割愛されることも珍しくありません。

正式に「戌の日の腹帯」と言えば、岩田帯(いわたおび)という紅白の絹の帯です。通常、妊婦の実家から贈られますが義務ではありません。他から贈りたいとの申し出がある場合は、お祝い事なのでありがたく受け取ります。

両家の親を交えて、戌の日の安産祈願をする場合は事前に相談します。正式に岩田帯と白い木綿一反(もめんいったん)を用意してお祝いするか、毎日使うコルセットタイプやガードルタイプを用意してお祝いするかは地域や家庭で考え方が異なります。

帯祝は必ずしも必要だという規則はありませんが、一緒に安産を願ってくれる申し出があれば是非お願いしましょう。どこまで正式に乗っ取るかは自由です。一緒にお祝いしてくれる方々と相談して無理のない範囲で行うことが1番です。

1月の帯祝は、体を冷やさないように体調管理をしっかり整えて予定しましょう。風邪やインフルエンザに感染しないように無理のないスケジュールを立てて下さい。お参りだけでも疲れる時は妊婦の体調を考慮して戌の日とは別の日に、改めて両家で会食することも考えます。

\ Pic Up /