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妊婦検診行ってますか?

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妊婦検診

妊婦検診は、妊娠がわかった時から定期的に、ママとお腹の赤ちゃんのために受診します。妊婦検診は通常は妊娠初期・中期は月1回です。出産が近づくにつれて、妊婦検診に行く回数も増えます。

妊娠に気が付くのが遅れたり、妊婦検診を避けて受診しない妊婦さんもいます。出産間近まで、妊婦検診はそんなに必要ないと考えている人もいます。

妊婦検診は健康な妊婦さんでも、検診でないと知り得ない赤ちゃんの状態や、自分では気がつかない体調変化を知るチャンスです。妊婦検診のメリットと、妊婦検診を避ける理由を考えました。

妊婦検診の回数

妊婦検診には大まかな間隔があり、その都度ママの体調や、お腹の赤ちゃんの変化をチェックします。体調や多胎妊娠など注意が必要な場合は、医師の判断で受診回数が変わることもあります。

妊娠初期から中期

妊娠が判明してから、妊娠初期と妊娠中は毎月1回の妊婦検診が勧められています。妊娠2ヶ月に陽性反応で受診したのを1回目とすると、妊娠初期と中期で6回は産婦人科を受診することになります。

妊娠する為に治療や通院をしている人や計画的に妊娠を考えている場合は、早めに妊娠が判明する可能性が高く、もう少し受診回数も多いようです。

妊娠に気が付く時期には個人差があるので、初期と中期の受診回数にも多少の個人差があって大丈夫です。病院によっては受診時に次回の妊婦検診の予約を取ります。これである程度の、妊娠中のスケジュールを組んでいきます。

妊娠7〜9ヶ月

妊娠後期に入ると、2週間に1回の妊婦検診を勧められます。妊娠7〜9ヶ月は、お腹も大きくなり赤ちゃんの成長も著しくなります。エコー検査で成長をチェックしたり、出産を意識し始める時期です。

ママも歯医者や眼科など、妊婦検診以外の健康管理をこの周期にしておきます。マタニティウェアを着るようになったり、産後の生活を考え始める時期です。

里帰り出産を考えている人は、少なくてもこの時期には受診する人が多いようです。産院によっては、もっと早くに出産予約をしなければ間に合わないこともあるようです。問い合わせだけは早めにしたほうが安心です。

妊娠10ヶ月〜出産

臨月と呼ばれる妊娠10ヶ月から出産までは、子宮口(しきゅうこう)の開き具合で出産予定日に変化が出るので、毎週の妊婦検診を勧められます。

妊娠10ヶ月からは、赤ちゃんがいつ産道におりてきてもおかしくない時期です。常に出産を念頭に体調管理することが必要です。破水など、急に出産準備に入ることもあるので医師との連携がとても大切な時期です。

妊婦検診に行かない理由

妊婦検診に行かない人には、それぞれの理由があります。以下はほんの一例です。妊婦検診に行かないのではなく、行けないこともあります。

内診がこわい

妊婦検診では誰もが経験する内診ですが、抵抗感や恐怖心を感じる妊婦さんが多くいます。内科や眼科では診察されない部分なので、診察台に慣れていないことも恐怖心の原因です。

母体は風邪もひいていないし健康だからこそ、そこまで我慢して受ける必要があるのか疑問になりますが、赤ちゃんの出てくる子宮口(しきゅうこう)の開き具合や、膣の状態を知るためには必要です。

カーテンで仕切られて下半身や医師の顔は見えない措置が取られますが、気になる時は女医さんにお願いできる病院を探してみましょう。内診を恥ずかしいと思う気持ちは誰にでもあるので、赤ちゃんの為に乗り越えるハードルの1つだと考えてみましょう。

つわりで一時的に外出できない。

妊娠初期は、慣れないつわり症状の吐き気や眠気で生活リズムが崩れがちです。全てが予定通りにいかないこともあります。

産院によっては妊婦検診の日時を予約制にしていますが、変更できるか相談しましょう。無理をして通院途中で気分が悪くならないように、病院に相談しながら予定を組みなおすことも考えてください。

仕事が休めず定期的に受診できない

産休前に仕事が忙しい妊婦さんは、産休や職場復帰のための仕事の整理に追われがちです。

産後も仕事復帰したい気持ちの強い妊婦さんは、妊婦検診よりも仕事を優先しがちです。妊婦検診は予約をとって、計画的に受診することも考えましょう。

また、妊娠中の体は睡眠不足や体力低下に敏感です。無理せず体を休めながら仕事をすすめるように心掛けます。職場や周囲の協力が得られない場合は、お腹の赤ちゃんの立場にたつことも必要です。

妊婦検診では赤ちゃんの成長だけではなく、母体の健康もチェックできます。食生活のアドバイスもあるので忙しい人ほど妊婦検診は大切です。

妊婦の意識が低い

お腹が大きくなるまで妊婦の意識が低い場合は、健康なら問題ないかもしれませんが、持病やトラブルに気が付いていない時は赤ちゃんに影響がないか心配です。

例えば喫煙が続いて、お腹の赤ちゃんが低酸素状態で苦しむこともあります。エコー検査では、妊娠初期から赤ちゃんの成長が始まっていることが分かります。

出産や育児に対して自身が持てないと、積極的に妊婦検診に通うことをためらうこともあります。意外と、母親学級で自信がついたり、産科で他の妊婦さんと情報を共有することで前向きになれることもあるので是非、始めの一歩を踏み出してみましょう。

金銭面から、妊婦検診を避けている

金銭面を考えて妊婦検診の回数を減らしたり、ギリギリまで受診しない話も耳にします。それで無事に出産できれば問題ありませんが、万が一母体や胎児のトラブルに気がつけずにいた場合、妊婦検診よりも多額の治療費がかかることもあります。

妊婦検診は自由診療なので、病院によって診療費も違います。診療費用が高めでも、こまかな診察とサポートのある病院や、母親学級の盛んな病院もあります。まずはネットや口コミで妊婦検診を受ける病院を知ると安心です。

現在、妊婦検診に行く際の交通費や診療費も確定申告で申請できるので、明細や交通費の記録も忘れずに保管しておきましょう。

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