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1月から始める花粉対策

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2013年は2012年よりも花粉飛散量が多いと予測されています。今どんな花粉が飛散し始めているのか、1月からどんな予防対策を始めれば効果的か、わかりやすくまとめました。

1月に飛散する花粉

1月に飛散している花粉を大まかな地域ごとに紹介します。暖かい地域から開花して花粉が発生していくので、日本のどこにいても同じ花粉が飛んでいるわけではありません。

今後の天候で開花が早まったり数日遅れることもあります。毎年同じ日に飛散が始まるわけでもないので、やっかいですが大体の目安にしてください。

北海道

まだ花粉の飛散はない時期です。雪の多い季節です。花粉は飛散しにくい時期ですが、乾燥に気を付けてください。

東北方面

早いと1月の最終週からスギが少し。しかし気温の低い日が多いので飛散量はわずかです。

関東方面

急に春のような天候になる時があります。そんな時、関東はスギとヒノキ花粉の飛散が少しずつ始まります。敏感な人はさっそく目や鼻に違和感を感じ始めます。

関西方面

春のような気候の日があったら、イネとスギ花粉の飛散が少し始まっている可能性があります。イネは草なので、飛散しても低い距離です。近くに寄らなければ影響を受けにくい花粉です。

九州/沖縄方面

九州方面は全国でも早く気温が上がり始めるので、イネとスギ花粉に気を付けてください。沖縄はスギがなく、1月から花粉の多くなる春に向けて花粉脱出の旅行に行く人もいるほどです。

漢方は早めスタートがカギ

花粉症

花粉症の症状が悪化した時は、即効性のある薬が助かります。1月は症状の悪化と言うよりも、症状が出る前で花粉対策の準備期間です。

症状がなにも無いのに薬を飲むことは避けたいと考えたら、薬ほど即効性は約束できないけれど体にやさしい漢方は安心です。

花粉症の薬は治療、漢方は体質改善から始めることを目的としています。飲んですぐに症状が変わるほどの効果は期待できませんが、長い目で見て体質から変えていきたいと考えている人には漢方がおすすめです。

花粉症対策に小青竜湯

花粉症対策の漢方は、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)が有名です。小青竜湯は鼻炎や気管支の弱い人のサポートをしてくれます。

小青竜湯の成分は、リコリスとも呼ばれる甘草(かんぞう)や、シナモンとも呼ばれている桂皮(けいひ)などです。甘草は痛みを拡散させ、桂皮は体を温めることを目指します。

飲み合わせや体調によって効果は人それぞれです。小青竜湯は、風邪のひき始めや鼻炎治療で、病院からも処方される漢方です。花粉症対策として長く飲む時は、医師に相談してください。

花粉症と漢方についてはこちらで説明→

お茶から花粉対策

飲み物で花粉症対策を考えるなら、毎日飲みやすいことが条件です。飲み物の場合、飲み続けることが大切です。

好みに合わないものを嫌々飲んだら、花粉症対策も憂鬱になってしまいます。香りや味を試して、自分に合ったお茶を見つけましょう。同じ花粉症対策のハーブでも、ブレンド次第で香りや味が変わります。

花粉症対策に甜茶

甜茶(てんちゃ)は、中国のバラ科などから作られるお茶です。自然の甘味成分があって、砂糖を入れなくてもほんのり甘みを感じるお茶です。

甜茶に含まれる「甜茶ポリフェノール」には、くしゃみ鼻水を抑える働きがあると言われています。コーヒーや紅茶に砂糖を加える人や、苦いお茶が嫌いな人は甜茶がおすすめです。

関連記事:お茶で花粉症対策 妊娠中の甜茶

あなたの服は花粉が付きやすい?

1月から花粉症対策を考えるなら、服装もチェックしてみましょう。今着ているコートの表面はどんな素材でしょう?

外出中に花粉が衣類に付着して、そのまま帰宅したら室内に花粉が侵入してしまいます。これから服を選ぶ時は、花粉のつきにくい素材が表面に使われている服もチェックしてみましょう。

花粉がつきにくい生地は綿やポリエステル。表面がツルツル、サラッとしているタイプです。

逆に花粉がつきやすい生地はウールです。ざっくり編んだ毛糸のセーターやカーディガンは花粉が付着する面がたくさんあります。しかも軽く手で払っても毛についた花粉は取りのぞきにくいので厄介です。

もっと詳しい花粉症と妊娠の関係についてはこちら→

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