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妊婦にやさしい夏の里帰り

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妊娠週&出産カウントダウンの設定

夏の休暇で里帰りをするとき、妊婦が気をつけたいことや、事前に用意しておくと便利なことを紹介します。夏の帰省は人ごみや、思わぬ渋滞に巻き込まれることが心配です。

持っていきたいもの

妊娠と車

母子手帳と健康保険証・・・いつ体調が悪くなるかわかりません。この2点は実家への帰省でも持ち歩いてください。もし里帰り出産を予定している場合は、予定先の産院で必要になります。紹介状を持参する場合は、今通っている病院にお願いします。

タオル・・・移動中の乗り物や休憩場所では勝手に冷房を調節できないこともあります。タオルでお腹や下半身の冷えを予防してください。妊娠後期なら破水対策に、座席に敷いてください。妊婦は汗っかきなので、用途もたくさんあります。

生理用ナプキン・・・妊娠中はおりものが増えたり、急に破水でショーツを汚すことも考えられます。心配な時はナプキンを持参してください。臨月の場合は、おしるしも考えられます。

マスク・・・夏もウイルス感染で発症する病気があります。人ごみに長時間いるようなら、マスクを利用すると安心です。

帽子・・・帰省時は外に出ることが多いので、帽子を持参すれば良かったという話を聞きます。

処方されている薬・・・妊娠中は風邪薬でも、勝手にのむことは避けてください。医師から処方されている薬を持ち歩いてください。

飛行機の場合は診断書が必要な場合も・・・航空会社によっては、行き先や距離によって妊婦の安全を考えて、担当医の許可証や診断書が必要な場合もあります。あらかじめ問い合わせておきましょう。航空会社によってはマタニティマークを配布してくれることもあります。

車の場合はシートベルトカバーが便利・・・画像のように、大きくなったお腹をガードするためにもシートベルトは必須です。お腹や肌にベルトが当たる時は、カバーをつけると気になりません。

帰省の荷物

帰省時の荷物は最小限にまとめます。飛行機や電車移動の場合、そのときに必要無いものは先に宅急便で送りましょう。

車での移送の場合も、手近に置いておきたいものや持ち歩きたい貴重品以外は車に乗せたままにできるように別のバッグを使ってください。妊婦自身が持ち歩くバッグは、手が空くタイプが安心です。

意外と荷物になるのが、帰省先へのお土産です。可能な場合は先に購入して配送してください。

帰省時の服装

帰省時はきちんとした服で帰りたい人もいますが、妊婦の場合はとにかく体に負担のない服装を心がけてください。

マタニティウエアだとカジュアルすぎると思うかもしれませんが、妊娠中はマタニティウエアが1番ストレスなく着ることができます。気になる場合は、羽織物やアクセサリーで変化を持たせてください。

靴も歩きやすいタイプが鉄則です。ヒールのある靴では、慣れない場所や人ごみでの転倒が心配です。締めつけのある靴も、足がむくみやすくなります。

こなめな休息

到着地までは、こまめに休息を入れてください。特に妊娠中は、トイレに頻繁に行きたくなります。

立ったり歩くことが続く場合も、無理をしないで座る時間を作ってください。トイレに行きたくなるからと水分補給を控えるのは、脱水症状になる危険があります。のどが乾いたら水分補給をしてください。

具合が悪くなったら

帰省途中で具合が悪くなったら、無理せず周囲に助けを求めてください。ママが頑張れても、お腹の赤ちゃんはもっとつらい思いをしている可能性があります。その後は定期健診の日で無くても、早めに検診を受けてください。

里帰りしたくない

つわり

休暇があっても、つわり症状や体調不良で里帰りをせずに、家でゆっくりしていたい人もいます。せっかくの帰省チャンスですが、母体の健康面を第一に考えてください。

妊婦自身の身内になら「やっぱり止めておく」と言いやすいけれど、パートナーの家族の家に帰省する時は気軽に予定変更を伝えにくいですね。そんな時は、パートナーに間に入ってもらいましょう。逆に相手側を招くことも考えてください。

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