妊娠すると汗をかきやすくなりませんか?妊娠中は大きくなったお腹や手の届きにくくなる膝の裏など、汗を溜めやすい場所が増えます。妊婦が簡単にできる汗対策と、汗をかいたあとの解消方法をわかりやすくまとめました。
脇に汗をかくと周囲ではなくて、自分自身がストレスを溜めてしまいませんか?脇汗に対する嫌悪感は、周囲だけではなく本人も強く感じるものです。
女性にとって脇に、汗染みがあるのは恥ずかしいものです。洋服の色によっては非常に目立つので、高い場所のものを取るために腕を上げることや、誰かに手を振るために手を高く上げるのすら気がひけてしまいます。
汗染みができるほど汗をかいていると思うと、すぐに着替えたりシャワーを浴びることができない日はにおいが気になってしまいます。
電車やバスなど公共の乗り物に乗ったとき、周囲の人に気がつかれてしまうのではと心配です。
脇のにおいは、汗を放置して最近が分解されたときにも発生しますが、ストレスなど心的要因でも発汗が促進されてしまって、においが増すケースがあります。
実際には、汗をかいた瞬間から不快なにおいはしません。放置して最近が繁殖して分解されることなどで、においが発生します。汗を放置する時間が長いほど、においが心配になります。
脇汗を見られたら、不潔だと思われないか心配です。どんなにメイクをしていても、脇汗があるだけで涼しく見えなかったり、清潔感が損なわれてしまうのではないかと気になるのです。
汗をかくこと自体は、汚いことではありません。汗は体温調節をしたり、汗腺の不要物を排出するためにも必要です。
でも、汗染みのある服を見るとどうしても、マイナスの印象を与えてしまわないか心配になってしまいます。
妊娠中は体温が上昇して汗をかきやすいので、気になっているときは、脇汗の目立たない服のデザインや色を選びたくなります。
特に妊娠中期以降の妊婦は、マタニティウェアに切り替えています。妊婦はサイズが変わって、着ることのできる服も限られているので困ります。
マタニティウエアは数枚で着回すことも多いのに、脇汗が気になるといつも汗が目立たない、似たような服ばかり選んでしまって楽しむことができません。
脇の汗を直接吸収する、汗脇パッドも簡単に始めることのできる脇汗対策グッズです。
汗脇パッドのメリットは、服の内側の脇が当たる部分にパッドを張りつける簡単な使用方法。パッドが汗を吸収するから、衣類の汗染みを予防できます。
市販の汗脇パッドは交換も簡単。家庭ごみとして処分できるので、外出で忙しい人や、汗をかきやすい妊婦さんにとっては手頃なグッズです。
デメリットは、ノースリーブ袖では見えてしまうので不向きなことです。半袖やジャケットのほうが活用できます。
また、長時間の使用は肌を痛めたり、逆に蒸れてあせもを作る原因にもなるので、敏感肌はこまめなチェックが必要です。
脇汗は、脇に空気が通らないことも原因です。気温が高くても、空気の通り道があるほうが、汗を制御しやすくなります。
あせものできやすい妊婦さんや、脇汗が多いと感じている妊婦さんは体にフィットする生地よりも、少し空気の通り道のあるデザインがおすすめです。
汗をかいた後も、汗をかく前の予防にも制汗剤は便利です。メリットは持ち運びできるので外出にも向いていること、シャワーを浴びずにピンポイントでさっぱりできること、汗だけではなく蒸れたような汗臭も緩和できることです。
ベビーパウダーは、汗をかく前の脇に、軽くのせることで汗を緩和させます。メリットは、産後もベビーパウダーを赤ちゃんに活用できること、赤ちゃんに使用できるほど成分がやさしいことです。
制汗剤とベビーパウダーのデメリットは、商品によっては粉が残ってしまって服に付着することです。黒などダークカラーでは特に目立ちます。脇にのせたら、余分な粉は払いましょう。
洋服に粉がつかないように、着替える前に使用すると安心です。また、脇に水分が残っていると、パウダーが固まって効果が期待できません。肌を乾燥させてから使用しましょう。
汗をかいた脇に、蒸しタオルをあててみましょう。暑いのに蒸しタオルをあてると、さらに暑く感じそうですが、毛穴がひらいて皮脂汚れや汗が取り除けます。
そのあと乾いたガーゼやタオルをやさしくあてて、空気に当てておくとすぐに汗をかくこともありません。
蒸しタオルは妊娠中だけではなく、赤ちゃんから目の離せない産後ママの脇汗対策にも活用してください。
妊婦の脇汗を予防するには、汗っかきの妊婦に快適な環境を探すことから始めましょう。簡単に暑さをしのぐなら冷房ですが、いくつかの注意点があります。
冷房に頼りすぎると、体が冷えてお腹が張りやすくなったり、運動が制限されている時期は足がむくみやすくなります。汗をかかないために、このような他症状に悩まされることもあります。
冷房を活用するときは、体に冷気が直接当たらないようにして、1時間ごとに空気を入れ替えることが鉄則です。サーキュレーターで室内の冷気を循環させることも効果的です。
冷房に頼りすぎて、体温が低いままだと体は体温調節ができなくなります。ほどほどに頼ることをおすすめします。