春は妊娠中の女性にとっても、温かい気温が過ごしやすい季節です。でも1日を通すと、温かい時間帯と肌寒い時間帯があります。急な薄着でお腹を冷やさないように気をつけてください。時間帯ごとの特徴と注意点を説明します。
春になると、「寒くて布団から出たくない」というような寒さも減少します。心地よく目覚めることができるので、妊娠中も早起きして規則正しい生活を取り入れやすくなります。
妊婦によっては、夜中の足のつりや、お腹の張りで寝不足になることも多々あります。それでも気温が上がるので、家事もしやすく寒さで体をこわばらせることも減るので疲れにくい状態で1日をスタートできます。
慢性的な冷え症に悩んでいる人には、まだ寒さを感じる朝も続きます。靴下をはいたり、末端の冷えには注意してください。朝から冷えが進むと、体が疲れやすくなります。
春はお昼にむけて、どんどん気温が上がります。妊婦にとっては、冷えから脱出できる時間帯です。
この時間は体を動かしたり、積極的にウォーキングをしたり、外出に適しています。気温によっては上着もいらないほどポカポカするので、お腹も張りにくく、体の筋肉がリラックスします。
妊婦にとっては春の昼前後は、活動に適していますが、妊娠月数によっては眠気が止まらない時間帯にもなります。
妊娠初期は、昼食後に自然と1時間眠ってしまうケースもあります。これは気温と関係なく、妊娠中の体が疲労回復しているからです。一時的なものなので、短時間でも体を休めてください。
妊娠中期は、健康状態が安定期にはいっていればウォーキングや家事をして体を動かします。働いている場合は、移動で汗ばむこともあるので気温変化に対応しやすいファッションがおすすめです。
妊娠後期からは、妊婦検診に通う時間帯でもあります。水分補給を忘れないでください。花粉に敏感な妊婦は、マスクや花粉の付着しにくい生地の服を選んでみましょう。暖かいからといってトラブルが起こらないわけではありません。急な陣痛や破水には、常に心構えをもってください。
春冷えで気をつけてほしい期間帯の1つが、夕方です。どんなに暖かい日中でも夕方になると、急に気温が下がり始めます。まだ冬が終わったばかりだと痛感する時間帯です。
わかりやすい例はお花見です。日中は暖かくて気持ち良かったお花見も、夕方以降はシートに座っているだけで下半身が冷えていきます。同じ場所にいても、時間帯が変わるだけで体感温度がかなり変化します。
妊娠中は大きなお腹に圧迫されて、血行が滞りがちです。急な冷えで体がすぐに冷たくなってしまわないように、夕方を含む外出では羽織物を準備しておくと安心です。
体が急に冷えると、私たちの体は筋肉を収縮させて体温を逃さないようにします。肩をすぼめて肩周辺が凝ってしまうのも、そのせいです。妊娠中は体型変化や血行不良から、肩こりに悩む妊婦も増えます。できることなら夕方の気温変化にも上手に対応して、筋肉の緊張を減らしたいです。
ジャケットやコートが邪魔になってしまうときは、ストールを持参すると便利です。会社や車には、冬にひき続き膝掛けを常備しておきましょう。
夜になると、日によっては冬に逆戻りする場合もあります。特に風の強い日や、雨の降る日は気温変化が著しいので気をつけてください。
就寝前に、妊婦の体の疲れもピークになります。お風呂で体を温めたり、寒くかんじる部屋では暖房を利用して急な気温変化で体調を崩さないようにしましょう。
妊娠中の夜間のおでかけは、冬ものコートではちょっと重たい印象です。でも春物の薄手だけでは、体を冷やしてしまいます。春ものを着たい時は、中に着るものを保温性の高いものにします。
春になると寒さから脱却して、眠りやすくなります。でも、明け方になると「お布団がもう1枚ほしい」と思うほど気温が低下します。これは春に限らず、夏も同じだと言えます。
春になると暖房の使用が減るので、室内も冷えやすいのです。妊娠中は就寝時も体が冷えると、お腹が張りやすくなります。暖かい春の夜も、肌寒くなった時のプラス1枚を用意して寝ましょう。
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