妊娠中のマタニティ友達は必要?妊婦の気持ちを共感できるマタ友がいて良かったと思えることも多い反面、妊娠中のお付き合いの大変さに困ったり、ストレスが溜まる原因にもなるようです。
マタ友とは、マタニティ友達のことです。お互い妊娠中である共通点から知りあい、お付き合いする相手を指します。
マタ友と同じ意味合いで「マタニティフレンド」「妊婦友達」と呼ばれることもあります。
妊娠中は、今までは想像もしなかった体に関する悩みが増えます。足がむくんだり、体勢によっては腰痛に悩まされます。徐々交換するに変化する体型に合わせて、下着や服選びに悩む人も少なくはありません。
仕事や周囲との連携作業も、お産に向けて控える時期に悩みます。こうした妊婦特有の悩みをリアルにわかちあって共感し合うとちょっと安心できます。それぞれが相手に話すことで、自分だけが悩んでいるのではないと前向きになれるのもマタ友の良いところです。
妊娠中は噂話も気になってしまい、どれが信用できる情報なのか解からなくなることもあります。妊娠中に知りたいことや経験談をマタ友と話すことができれば、信頼できる情報を得ることができます。
産院についても、雑誌やインターネットの口コミでは古い情報も含まれていることがあり、実際は変化している部分もあります。リアルタイムで通院しているマタ友や直近で利用したことのあるマタ友の生情報は信頼性が高く、とても参考になります。
マタ友は共感できることも多くて頼もしい存在ですが、予定日や母親同士の年齢が近いと比較してしまうこともあるようです。
妊婦検診の結果や、胎動の有無、仕事の引き継ぎが順調かどうかなど気になることは沢山あります。情報交換のつもりで話したはずが、ついつい相手と比較して落ち込んでしまうこともあります。不要なストレスを溜めないようにしたいものです。
もしも比較してしまうときは、個人的な話しを控えてみましょう。マタニティ雑誌の内容やマタニティ商品についてなど、世間話を増やして視点を切り変えてください。
妊娠中は周囲の経過も気になります。でもライバル視は不要です。胎動が早くてものんびりでも、赤ちゃんの優劣にはつながりません。
妊娠中は人それぞれの症状があります。食欲が減少する人もいれば、安定期にはいると食欲が出てくる人、つわりの有無も様々です。例えばゲップがでそうな不快症状のときに、炭酸水をのんで落ち着く人もいれば、炭酸水で満腹感が強くなってあまり不快症状が改善されない人もいます。
胎動でいえば、妊娠6ヶ月で胎動を感じたからと言って安易に「胎動は妊娠6ヶ月になればわかるもの」と持論を押しつけてしまうと、まだ胎動に気がつかない人は心配になってしまうのです。
妊娠症状はひとぞれぞれです。妊婦同士で助け合いたいと思うあまり、持論を押しつけないように気をつけましょう。相手にとって負担になることがあります。
妊娠中は、パートナーや家族との時間や妊娠前からの友人との付き合いも大切に考えることをおすすめします。同じ悩みに共感することは少ないかもしれませんが、ママ友だけのお付き合いを重んじていると、トラブルや負担が生じたときにとても辛くなる可能性かあります。
他にも妊娠中でも継続できる趣味や、妊娠中だからこそ予習しておきたいお産や育児の本に興味をもってみましょう。妊娠中はイライラしやすかったり、落ち込みやすくなってしまうものです。時には相手の意見を尊重したり、互いに好きなことをして距離を置くことも考えてください。
マタ友がほしくて、無理に相手に合わせたり、気持ちや考えを偽ることは不要です。無理をしていると妊娠生活そのもにが辛くなったり、ストレスを溜めこんでしまいます。マタ友がいなくても妊娠生活に満足している人は沢山います。
産後は赤ちゃんとともに沢山の出会いがあります。ニンし新生活の負担になるようなマタ友作りはしなくても大丈夫です。
マタ友といえども、人づきあいのルールを忘れずに接することが基本です。特に妊娠期間をともに過ごすことで、産後は子どもを含めたママ友付き合いに発展することも考えられます。
長いお付き合いを継続するためにも、相手を思いやってお互いに気持のよい時間を共有したいですね。