妊娠中に目薬をつかっても大丈夫?妊婦に心配な目薬の成分。目やにで判断する結膜炎の症状、コンタクトレンズや眼鏡の調整に行くタイミング。
妊娠中、朝目覚めたら目の周囲に目やにが沢山ついている症状があります。目やにの量によっては簡単に目を開けることができず、ビックリしてしまいます。もともとは就寝中に、目が古い細胞や汚れを出す代謝活動なので少量の目やには問題ありません。
健康的な目やには、白やちょっと色がついた黒っぽい目やにです。乾燥していてポロポロ粉のようです。白色でも糸をひくような粘着力の目立つ目やに、かゆみも出るときはアレルギー性結膜炎の可能性があります。ハウスダストも影響します。
黄緑色の目やにが目立って、目の奥がゴロゴロ違和感を持っているときは細菌性結膜炎の可能性があります。洗面タオルなど家族間の使いまわしで感染することもあります。
妊娠中に目がかゆくて、頻繁に目をこする症状がでるときはアレルギー性結膜炎の可能性があります。花粉症の人は、決まった時期に飛散する花粉に反応して目がかゆくなります。
目がかゆくなると我慢できないので、すぐに目をゴシゴシこすりたくなります。手指に雑菌がついていると、さらに症状が悪化します。
妊娠中に目がジンジン痛くなるのは、スマホやPC画面を見続けたことが原因の疲れ目や、ドライアイの可能性があります。コンタクトレンズを使用している人は目の表面が傷つくと、染みたりまぶしくて目が開けにくい症状もでます。
視界が狭くなったり見えにくいときは緑内障(りょくないしょう)が心配なので早急に眼科を受診します。ほとんどは疲労やドライアイですが、緑内障など病気の前触れもあるので放置し続けるのも心配です。
妊娠中は、目薬がお腹の赤ちゃんに影響を及ぼさないか心配です。一般的な市販の目薬の成分は。体に害のないものが使用されています。飲み薬と違って、点眼量は少量なので妊婦やお腹の赤ちゃんに大きな影響を与えることはないだろうと考えられますが、実証されたわけではありません。気になるときは、妊娠を考慮した眼科医の処方する目薬をおすすめします。
「プラノプラフェン」は、目の炎症を抑えて痛みや腫れを鎮める効果があります。角膜炎や結膜炎の症状に対して使用されることのある非ステロイド系の鎮痛成分です。目薬では医療用を使用しています。
プラノプラフェンの成分効果は期待できますが、妊婦への安全性が確立されていません。妊娠中の母体や、お腹の赤ちゃんに必ず影響が出るとも言えませんが避けたほうが安心です。
妊娠中に使用する目薬は、開封後1ヶ月が使用期限です。医師の指示で薬局から処方される目薬も開封後1~3ヶ月が使用期限です。目薬の開封後は直射日光や高温を避けて、冷暗所で管理します。
医師の処方は妊娠中でも安心して使うことができますが、使用期限を過ぎたら成分効果も低くなり、開封後は雑菌の繁殖も心配です。短期間で使い切れなかった目薬は破棄してください。
妊娠中に目のトラブルがあった場合、直接的に妊娠継続に影響するケースはまず少ないと言えます。だからといって放置もおすすめしません。異常を感じたら早めに受診してください。眼科では妊娠中であることを告げます。
妊娠中は出産前に目の健診を受けておきましょう。妊娠後期でお腹が大きくなると検査が大変なので、安定期に受診することをおすすめします。
眼科では目のトラブルがないか、眼鏡の調整、コンタクトレンズの処方ができます。特に時間が読めないお産や、深夜授乳の続く産後は装着時間の限られたコンタクトレンズよりも眼鏡を選ぶ人も多いです。普段コンタクトレンズしか使わない人も、眼鏡を用意しておくと便利です。
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