花粉は家の中にいても常に注意が必要です。例えば洗濯物の衣類や布団に花粉が付着すると、部屋の中にも花粉が侵入することになります。しかしちょっとの意識で、洗濯ものを花粉から守ることができます。
花粉がついた衣類はこまめに洗濯して清潔を保つことが大切ですが、実は濡れた洗濯ものを天気の良い日に干すと、沢山の花粉が付着します。
晴れた風邪の強い日に洗濯ものを干したら、乾いた布よりも濡れた布に花粉はピタッと付着するのです。特に雨の日に花粉を出せなかったおしべは、雨の止んだ晴れた日に溜まっていた花粉を一気に排出します。
雨上がりの晴れた日は洗濯日和ですが、これからの季節は花粉が多く飛散する日でもあるのです。そういった日の洗濯は、干す際に花粉ガードのスプレーをしたり、取り込む際はよくはたいて表面の花粉を落としましょう。
洗濯ものを外に干す時は、晴れた日でも風の少ない日がお勧めです。布団などの大きなものは花粉ガードのカバーも使用できます。布団叩きも、ブラシ状のタイプなら花粉を落としやすくて便利です。
下着や衣類にも、洗濯ネットの大きいものを軽く被せておくと付着する量が減ります。もちろん干す際も取り込む際も、マスク等をした方が安心です。特に取り込む際は、はたいた洗濯ものの花粉が周囲に漂います。
外干しが心配な時は、部屋干しで乾かします。花粉の付着は確実に減りますし、ベランダ等の窓を開けないぶん、花粉の侵入も減ります。しかし注意したいのは部屋干し特有の生乾きです。
生乾きだと臭いや雑菌が繁殖します。干す場所はもどの近くで太陽光のあたる場所、洗濯ものは間隔をあけて蒸れないように部屋干しします。
可能ならば、洗濯もの干している場所に近い窓は、太陽光が侵入しやすいようにカーテンを開けておくなり、レースにしておくと外干しに近い効果がのぞめます。
雑菌が繁殖すると肌の弱い方はアトピー症状が悪化することがあります。雑菌を抑えるスプレーの塗布や部屋干し用洗剤を選ぶなど、各家庭にあった対処法を考えます。
乾燥機や浴室乾燥がある家庭は、暖かい日でも花粉の飛散量が心配な時に活用できます。よく乾燥させるか、ある程度乾燥させて日中に部屋干ししますが、乾燥機に生乾きの衣類を入れっぱなしにしないように気を付けます。生乾きは雑菌が繁殖しやすいからです。
洗濯機は、たくさん詰め込み過ぎると汚れが落ちにくくなると言われています。外出の多い時の洗濯は、1度に入れる量を守って確実に花粉を除去したいものです。
洗濯ものがたまってしまったら、先に家の外で衣類の表面を衣類用ブラシではらっておきます。そうすれば、衣類から花粉が室内に移行することも防げます。
布団やベッドは毎日清潔にしているつもりでも、1日に付着した汚れが落ちる場所でもあります。どんなに布団を日干ししても、空気中には埃や花粉が漂っているので、取り込む際には新たな花粉が付着することがあります。日干しして乾燥させた布団をとり込む際は、布団叩きやブラシ表面の埃や花粉を払います。
もしも、はたけない場合は室内で広げて衣類用の粘着テープを、コロコロさせて埃をとります。ただ、妊娠中の布団干しやとり込みは力仕事なので程々にしましょう。
だんな様の休日にお願いするのも良いのですが、なかなか晴れた日にぶつからない可能性もあります。そういう時は、掃除機の先に薄手のタオルを巻いてゴムで留めて、布団の表面を掃除します。
掃除機によっては布団専用のブラシが装着できるので、妊娠中でもお腹に力を入れずに布団の埃や花粉を除去できます。洗濯ものを干すように、窓辺の日の当たりやすい場所に、椅子などに布団を乗せて部屋干ししても乾燥させることができます。
布団を干す時間は、午後よりも午前中のほうが飛散量も少なくてお勧めです。毎日の天気と飛散情報に合わせて外干しができるか決めます。そして、とり込む際は、ちょっとひと手間加えて花粉を落としてあげましょう。
あまりにも気になる時は布団クリーニングも考えます。自宅引取り、配達が可能なら妊娠中でも安心です。花粉だけでなく、ダニやアレルギーの原因にもなる汚れも除去できるので、出産前に済ませておくと安心です。
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