←こんな基礎体温表を簡単に作成。自分の基礎体温と妊娠した人たちとのシンクロ検索が可能
治療過程:超音波検査、ホルモン検査、子宮鏡検査、精液検査
原因:主人のED、乏精子症、精子無力症
私は、ホルモン検査の結果、若干プロラクチンが高めだということで、週に1回飲む薬を処方されました。主人が元々ED気味だったので、人工授精を希望しました。しかし、精液検査の結果、重度の乏精子症だということが判明しました。精子数が250?300万くらいで、運動率も25%でした。精子の状態を見ると、人工授精ではかなり厳しい状態だと言われましたが、希望を持って取り組むことにしました。
朝、主人が自宅にて精液を取り、私がお腹(腹巻の中)に入れて温めながらクリニックへ向かいました。精子を調整するために1時間程かかり、その後、超音波で卵子の様子を確認後、すぐに注入。卵子が20mmということで、当日か翌日には排卵するだろうということでした。
注入は、細い管のようなものが入り、温かい液体(精液)がす?っと入っていくのが分かりました。ほんとに数秒で、痛みはほとんどありませんでした。診察台に乗ったまま(足は閉じさせてくれましたけど)10分間安静にし、その後、採血(エストロゲンの数値を調べるらしい)HCG注射をお尻に打ち、終了。
クリニックを出た後は、スーパーで買い物をし、その後は自宅で寝ていました。すごく眠い(ただの寝不足!?)のと、子宮の張りが少しありました。あとは抗生物質を2日分処方されました。
比較的、値段も手頃だし、痛みもほとんどないため、気軽な気持ちでできるかと思います。AIH後、仕事などに行かれる方もいるかと思いますが、少し出血があったり、お腹の張りがあるかもしれないので、1日お休みされる方がいいかもしれません。とにかくリラックスして望むといいと思います。
選りすぐった元気な精子を、より卵子に近づけてくれる方法だと思います。『人工授精』という名前だけで、すごく科学的で大規模なことに思いがちですが、 けっこう気軽な気持ちで取り組めるものだと思います。
私は、ED気味の主人に毎月排卵日辺りに、仲良しをお願いすることが、プレッシャーをかけてしまい申し訳ない気持ちだったので、この方法があると知った時、すごく気分が楽になりました。私の経験が皆さんのお役に立てれば、とてもうれしいです。