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不妊原因☆ED。初めは乏精子症だと診断されていましたが、精子の数値は徐々に良くなり、原因は受精障害かピックアップ障害か‥‥と言われました。体外をするまで☆婦人科にてAIHを4回、不妊治療専門病院にてAIHを2回やりました。
治療期間☆婦人科には半年通い、転院して3か月後に体外受精を行いました。 きっかけ☆通っていた不妊センターの方針が「AIHを6回やって結果がでなければ体外」だったので、6回目が失敗に終わった時に体外に踏み切りました。5回目のリセット後に、病院の体外受精説明会に出席しました。
ダンナの反応☆体外が私の体や心に負担が大きいことから、「赤ちゃんは欲しいけど、ミルクの体の方が大事だから、辛かったらやめてもいいよ。2人でいられればいいよ。」って言ってくれました。悩んだこと☆私は、とにかく採卵が怖かったです!
初めて体外に挑戦すること、まだ20代なこと、卵が育ちやすいことなどいろいろな観点から先生が判断して、自然周期法で行いました。生理5日目から13日目まで1日2錠セロフェンと1日1錠プレドニンで誘発しました。11日目にフォリスチムを打ちました。
11日目の時点では卵は4個大きくなっていて、13日目に「採卵数は3個でしょう(21mm、20mm、18mm)」、「3個なら麻酔なしでがんばりましょう」と言われました。
自然周期の為、通院回数は少なく、採卵までに3回受診しただけでした。1回目・生理5日目に血液検査と治療方法の決定。2回目・11日目に卵胞チェックとフォリスチムを打つ。3回目・13日目に血液検査と卵胞チェック。
採卵2日前の夜10時半と11時半に点鼻薬ブセレキュアを両鼻点鼻、採卵前日は夜9時以降は絶飲食でした。採卵当日は「精子をもって8時10分までに病院に来てください」とのことで早めに家を出て、8時前には病院に着きました。当日は、化粧・コンタクトはNGです。
採卵代を入金し、まず服と下着を全部脱ぎ、病衣に着替え、帽子をかぶり、手を洗ってトイレをすませて、回復室で時間まで待ちました。(回復室はベッドと小さいテレビがあるだけです)
8時33分に看護師さんに呼ばれて採卵室へ。先生や看護師さん、胚培養士さんなど、5人位がいました。まずは名前と生年月日を確認して、手術台の上へ。血圧を測り、まずは超音波にて排卵してないか確認し、外も中も念入りな消毒をされ、もう1度血圧測定。
いよいよ採卵‥‥針を刺される感覚は少しチクっとしたかな?って程度。ただ卵が吸われていく時に、お尻のほうがズキーンと痛くなりました。終わった?と思ったら、次は反対側の卵巣に針を刺してまた卵を吸って‥‥卵が吸われていく様子は画面に映し出されていて見ることができました。
器具を抜かれ、止血の為にガーゼをぐいぐいと押し込まれ(痛かった‥)、終了!採卵中、両脇に看護師さんがいてくれて、ずっと肩の辺りをさすってくれて、「今から○○するよ」「次は○○するよ」って教えてくれて、私が「痛い」って言う度に「がんばって」「もうちょっとだよ」ってずっと励ましてくれました。
採卵が終わって「歩ける?」と聞かれ「はい」と答えて、ヨロヨロしながら回復室に戻り、下着とナプキンをつけて、ベッドで休みました。回復室に戻ると8時43分だったので、時間は10分ほど。実際に針を刺して採卵していた時間は5分ほどだったと思います。
採卵後40分くらいは生理痛のひどいのが続き、だんだん治まっていきました。看護師さんと先生が何回か様子を見に来てくれました。胚培養士さんが採卵数を知らせに来てくれ、「7個採れました」との報告。予定では3個と聞いていたので驚きました。(のちに先生に聞いたところ、「確実に採れそうな数を少なめに言いました」とのこと)
11時半に看護師さんが来て、ガーゼを取り出してくれました。びろびろびろ?とガーゼを抜く感触がなんとも言えず気持ち悪かったです。その後、薬の説明をしてもらい、会計をして帰りました。
この日から、ルトラール(黄体ホルモン補充)を1日6錠とエストラーナ(貼り薬・子宮内膜を厚くする)を2枚2日おきに貼り替えるのが始まりました。採卵できた7個のうち6個が成熟卵で、5個が受精し、グレード1が1個・グレード2が3個・グレード3が1個で、そのうち、グレード1の受精卵を移植し、残りの中で3個が胚盤胞になったので凍結できました。
採卵から3日目に胚移植を行いました。(採卵前から3日目に移植と決まっていたので、特に電話確認とかはありませんでした。もし受精にトラブルがあったら病院の方から連絡します、とのこと)12時に来院し、まずは胚培養士さんから受精の結果と移植する受精卵の説明を聞いて、写真をもらいました。
培養3日目の11分割の受精卵を移植しました。 12時半過ぎに呼ばれて、服と下着を脱いで病衣に着替え(移植の時は、ブラ・コンタクト・化粧はOK)、帽子をかぶり、トイレをすませて回復室で時間まで待ちました。途中、看護師さんが来て「今から飲んでください」とダクチラン(子宮収縮防止の為)と水を置いていきました。
1時に採卵した時と同じ手術室に移動し、名前と生年月日を確認して手術台へ。子宮の位置を確認する為に超音波をし、外も中も念入りな消毒をして、AIHのような感じで器具が入れられ、少し違和感。痛みは特にありませんでした。移植した受精卵が画面に映し出されていて、小さな白い点を見ることができました。
移植後、横づけされたベッドに移動し、寝たまま回復室へ。「今の時間を確認して、1時間たったら着替えて受付に来てください」と言われ、お尻に黄体ホルモンの注射を打ちました。
その後、先生が来て「真ん中のいい場所に戻したからね」「残りの卵も培養を続けて、うまくいけば2人目3人目もできるね」と言ってくれました。看護師さんも来て、薬の説明をしてくれました。移植後からは、ルトラールを1日6錠、エストラーナ2枚、ダクチランを1日3錠になりました。
移植を終えて、「今私のお腹のなかには受精卵がいるんだ!」とすごく幸せな気分になりました。移植した受精卵の写真をもらえたことが嬉しかったです。「この写真があなたの初めての写真だね」って思いました。
移植当日はずっと寝てましたが、次の日からは普通に生活してました。 妊娠判定は、移植から11日目に血液検査で行いました。それまでに特に通院や連絡とかもなく、凍結の結果もこの日に教えてもらいました。
私は運よく初めての体外受精で授かることができました。お金もかかるし、とにかく採卵が怖かったし、「体外してまで子どもを作るってどうなんだろう‥‥」って思ったこともありましたが、勇気をもってステップアップして良かったです。受精障害じゃないこともわかったし。私は自然周期だったので、比較的、体にも心にも経済的にも負担が少なかったと思います。
採卵は、麻酔なしだったので、痛くないと言ったらウソになるし、「もう二度とやりたくない!」って思ったほどやっぱり痛かったです。でも痛い時間はほんのちょっと。我慢できない痛みではありません。もし、もう一度採卵することになったら、私はまた麻酔なしでやると思います。
内診やAIHですら「痛い」と思っていた私でも、採卵することができました。「ベビちゃんに会うため」って思ったらがんばれました!
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