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まず1番最初は男性不妊だと言われていました。ただ、今の旦那様の状態からしてとてつもなく悪いという訳でもなくて、結局原因不明のままのIVFになりました。私が今考えられるのは、ピックアップ、受精障害、着床障害辺りかなぁと考えています。
今まではAIHを10回やってきました。転院するまでに5回、転院してから5回。その間、3年間かかりました。
とにかくこのままじゃ、もう出来ない・・・。いつまでたっても赤ちゃんをこの手に抱くことなんて出来ないかもしれない。それなら若い内にとりあえず出来るだけの事をしなくては。と思ったのと先生からも、進められていたので思い切ってやりました。
悩んだことは山ほどありました。1番の問題は費用について。とにかく私も今は正社員で働いている訳ではなくパートで仕事をしています。旦那さんも給料が良いわけではないし。だから、本当にこの体外受精をするのにすごく悩みました。お金だけではありません。もちろん体力的、精神的にもしんどい・・・。私は耐えられるだろうか??と何度も悩みました。でもやっぱり赤ちゃんを抱きたい。どうしても産みたい。その一心でここまで来ました。
とにかく、体外をする前にウチの病院では体外受精教室というのを受けなくてはなりません。それを受けて、また何度も体外を経験してきた友達から色んな情報を集めてひたすら独学で色んな事について勉強しました。
まず私が先生から進められたのは、アンタゴニスト法。私の場合卵巣が腫れやすい事、そして卵がたくさん出来る事。そういう人に合っているのがこのアンタゴニスト法。ロングやショート法と違うのは点鼻薬を使わないことでしょうか。アンタゴニストのメリットは、卵の大きさが揃ったり、質のいいものが出来るといわれています。
まず生理が来てから3日目に採血及び注射を開始します。採血結果で注射が出来るかどうか判断されました。まず3日目に打ったのが、フォリスチム150単位。これは筋肉注射で、とにかく痛かった。そんで体調が悪かったのか私は倒れました・・・。まぁ慣れないお尻に打ったのが間違いだったのかもしれませんが。
それから1週間。4日目~は注射の種類が変わってゴナピュール150単位。これは皮下注射で筋肉注射に比べたら、痛くありませんでした。6日目、7日目は内診も入りました。8日目あたりから、今度はゴナピュールに加えて、アンタゴニスト(セタロイド)を打ちます。☆ここで初めてアンタゴニスト。100%に近い形で排卵を抑える役目をしてくれます。
9日目にもう1度採血と注射。
10日目、そろそろ大きさも良い頃だね。ということでP.M10時とP.M11:00にイトレリン(点鼻薬)を使って切替しました。
採卵まで約10日間くらい通院しました。誘発剤はウチの病院では自己注射ですることも出来るので、やってる人はやってます。ただウチは3日目に倒れたので、怖くて出来ませんでした。本当は自分でやるつもりだったんです・・・。
意外と根性が座っていたのか、特に睡眠不足とかもなく、普通に生活してました。ただ、連日の注射の為お腹は張っていましたが日常生活には問題なかったです。切替の日、看護師さんと最終の打ち合わせをしました。当日、化粧などはしないこと、飲食禁止、トイレに必ず行くこと・・・などなど。
採卵当日、8:30に病院に来てくださいと言うことで家を7:30くらいに出ました。会社行くより早いし・・・と思いながら車の中でもウトウト。不安だなぁ~と言うよりも眠い、眠すぎる。と言う方が勝ってしまってました。
病院に着いてから、とりあえずトイレを先に済ませて30分くらいしてからベッドの方に案内されて、着替えを済ませました。またそれから数分後、看護師さんが来て点滴を打ちました。血管が細いと言われ普通は腕の端っこにするという点滴をど真ん中に打ちました。痛くはなかったけど「これねぇ内出血すると思うけど。ごめんね・・・」と言われながら。
それから更に数十分後。採卵時間が来たのでオペ室に移動。台に乗って待ってたら、主治医の先生が運良く私の担当(採卵のドクターは決められません)それを見た私はかなり安心しきってました。先生は「○○さん、大丈夫だからねぇ~。麻酔入れるから安心して眠ってくれてたらいいからね」と麻酔を入れられて。「こんなもんで眠れるのか!?」とやたら疑問に思いながら、いつの間にか採卵してました。
でも最後の方やっぱり利きが悪かったのか生理痛の重たい感じでさらに採られてるって言う感覚があって、痛い・・・と何度か思いました。でも耐えれないって言う痛みではなかったんです。だから、半分麻酔効いて、半分効いてなくて。と言う状態。
だからベッドに移される時「移動しますよ」と言われているのもはっきり覚えてて「はい、わかりました」ってちゃんと答えてました。戻ってから「ちょっとだけ生理痛みたいな感じがあるんで薬もらっていいですか?」と看護師さんにお願いして、ロキソマリンをもらって飲んだら即効で治りました。すぐ立ってトイレにも行ったし、何事もなかったかのように採卵終了。
30分もしない内に私はいつもの待合に移動しました。それからが長かった・・・。その日採卵した人がすごく多くて。3時間以上待ってやっと、先生とのお話。採卵してくれた主治医に代わって違う先生でした。
先生はまず「お疲れ様。卵なんだけど10個取れたからね。とっても優秀よ。卵自体のグレードは全てG2ね。とってもいいわよ」と言う感じでお褒めの言葉を頂きました。「多分これだけ取れてるから、卵巣は腫れてると思うから1週間くらい安静にしてね。」と言うことでそこから私は会社を1週間休みました。
歩く時に痛い。重い感じがする。食欲はなくて、2日目からお風呂に入ったら胃が圧迫される感じがして何ともいえない。お腹より胃の辺りが痛かったけど5,6日目にはもうほぼ普通の状態に戻ってたし、後は生理が来るのをひたすら待ってました。1週間以内に来ますよ。といわれていたのに結局来たのは採卵日から11日目のことでした。
1週間後。受精確認をしにいくのに病院へ。普通はTELでいいんだけど、手続きとかもあったので直接行きました。この日は院長の診察で。入ったら「この前はお疲れ様。よく頑張ったね!さて結果なんですが・・・。10個中受精出来たのは3つ。初期胚が1つ、胚盤胞になったのが2つ。」
私は愕然としました。5つくらい受精できているもんだと思ってた。旦那さんの採卵日の数値が非常に悪くて、顕微と体外にわけてやったんだけど、やっぱりダメなもんはダメだったか・・・。ただ先生は「胚盤胞がすごくキレイだよ。これなら妊娠できるね!」と笑顔で言ってくれた。私はこの胚盤胞にかけようと思いました。グレードは、初期胚はG2。胚盤胞は4BAとG2。
胚盤胞は初期胚とは違うのでグレードが大きくなるほど、成長していると言うことで。4BAの胚盤胞なら十分です。と培養士さんも言ってました。ただこの胚盤胞が融解する時にどうなるかは私も分かりません。きれいに戻る確立なんて100%ではないし・・・。どうかうまく融解して欲しいと思います。
移植は3月末になります。また、移植したら書きますが、多分ウチの病院は排卵させてからの移植ではないかと思います。判定方法は血液検査。移植してから13日目に行って確認ということだけは分かっています。
体外受精(私の場合は顕微授精になりましたが)は本当にしんどいもので、やっぱり精神的にもきつかったです。経済的にもきついですけど、わが子を見るために頑張ろうって思ったらやることが出来ました。注射しながらも、友達と会ったりして気分を紛らわせたり、色々プラスに考えながらやっていました。旦那さんは、色々手伝ってくれたし、私はやってよかったなぁと思います。(誤字脱字、あるかと思いますがご了承下さいね)
胚盤胞の写真です。左側が4BAの卵。表面がぼこぼこしているところが将来胎盤になるところだと言われています。多分こちらが4BAの「A」部分だと思われます。これはちょっと分かりにくいのですが「B」を指す部分が将来赤ちゃんになる部分だと培養士さんに言われました。周りのどこか??って言うのがはっきり特定できませんが・・・。
右はG2の胚盤胞。周りに透明帯があるのが分かりますでしょうか??これがどんどん成長していくに連れて、なくなっていくそうです。今から融解してどうなるか分かりませんが、良い感じに育って欲しいと思います。初期胚もありますが、とりあえず胚盤胞の写真を載せておきます。
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