
柳沢厚労相が2007年1月27日に、島根県の松江市で開かれた集会で少子化問題を説明する際に、女性を「産む機械」とも例える発言をしました。
柳沢厚労相は29日には「産む機械」発言に対して、厚生労働省内で記者団に対し「まったく不適切で女性の方の気持ちを傷つけてしまったことを深くおわびする」と謝罪しました。
なかなか今の女性は一生の間にたくさん子どもを産んでくれない。人口統計学では、女性は15〜50歳が出産する年齢で、その数を勘定すると大体分かる。ほかからは生まれようがない。
産む機械と言ってはなんだが、装置の数が決まったとなると、機械と言っては申し訳ないが、機械と言ってごめんなさいね、あとは産む役目の人が1人頭で頑張ってもらうしかない。
(女性)1人当たりどのぐらい産んでくれるかという合計特殊出生率が今、日本では1.26。2055年まで推計したら、くしくも同じ1.26だった。それを上げなければいけない。
2055年の仮定人口、1億人台(別ウインドウ)
この発言に対して28日には、与野党女性議員らが猛烈な批判とともに厚労相の辞任を要求。しかし安倍首相は29日夜、「職務に専念してほしい」と述べ、野党の辞任要求には応じない考えを示しました。
この問題は今現在行われている「衆院本会議」でも取り上げられ、今後の行方に多くの人が注目しています。
「出産に関しては私も苦労してきたが、男性だから何も分かっていないのでは」
「発言は不適切。私自身も過去に病気で子供を授かりにくい体なので、機械としては不良品ということになる」
「本音が出たと思う。安倍さんが何を言っても閣僚の中に古い意識を引きずっている人がいることがあきらかになった」
「これが『美しい国づくり内閣』の実態かと思うと背筋が寒くなる」
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