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妊娠初期での流産診断→子宮外妊娠発覚、手術迄の流れ

赤ちゃんと手

妊娠週&出産カウントダウンの設定

えふふ
情報提供にお役立て出来ればと思い投稿させて頂きます。

30代既婚で子供はいません。
10年ほど前に妊娠9wで流産→手術経験あり
ピル服用無し・不妊治療経験無しです。

妊娠初期の流産で
子宮の内容物が
ほぼ出てしまったような症状があったにもかかわらず、
後日子宮外妊娠が判明し、腹腔鏡下手術を受けた者です。

その時の流れを書かせて頂きます。

5w5d 市販妊娠検査薬で陽性

5w6d 病院での判定でも陽性
    hCGの値は1350位
    子宮に胎嚢のようなものを確認するも
    血液のようなもので濁っており
    もしこれが胎嚢だとすれば
    今後流産する可能性があるかも知れないと
    告知を受けました。

    只、初期であるし、まだ鮮明ではないため、
    今後綺麗に確認出来るかも知れないので
    考え過ぎずに・・・との事でした。

6w0d 早朝に出血
    その後出血せず
    下腹部痛あり

6w2d お通じが無く、下腹部痛が激しくなる

    あまりににも激しい痛みのため
    病院へ行くか悩みましたが
    妊娠初期に痛みや出血も伴うことも
    あるということを聞いてましたし、
    仕事中であったために
    ただ痛みに耐えていました。
    
    出血は少し多め後に、かなり少量に
    お通じ後はかなり楽に
    
数日ほんの少量の出血あり

6w6d 起床時大量の出血
    トイレにて
    4×5㎝前後の塊の隅に
    直径1㎝程の赤い丸いものを確認

    それを先生にも確認してもらいたくて
    悩んだ末、生理用ナプキンに包み、
    病院へ持って行きました。
      
    診断は、流産で
    子宮の内容物がほとんど確認出来なかったため
    手術は受けず
    出血の様子などで今後の経過をみることに
    hCGの値570位

そこから一週間
ひどい生理痛のような下腹部痛が続く
出血はほとんど無し

先生から痛み止め服用の許可が出ましたが
ほとんど効きませんでした。

9w1d 少々ひどい出血

その後少量の出血と、下腹部痛(波あり)が続く

10w0d 再受診
    感染症などの血液検査
    念のために抗生剤を処方される
    hCGの値は変わらず570位

10w6d 再受診
    感染症など陰性
    
    先生がエコーで、
    かなり時間をかけて子宮内部を見ていました。

    その後、「子宮外妊娠の可能性が高いです」との告知。
    
    私は、経過からのその診断を不思議に思い、
    何故その可能性が出てきたか尋ねると
    hCGの値が900に逆戻りしていました。

    また、右卵管の奥の方に血が貯まっているような
    状態も確認されたとのこと。

    エコーで確認中は私にはよくわかりませんでした。

その時は夕方になってしまっていたこともあり、
  ・絶対安静
  ・夕食後、断飲断食
の指示を受け、翌日家族同伴の上、紹介状を持って、
とある大きな病院へ行くことに・・・

11w0d 念のため入院の準備をして、紹介状を受け取り、
    夫同伴で車で大きな病院へ
    (救急車の選択もありましたが、
    出血もひどくなく、動けたのであえて車で)

問診表を記入し終えると、すぐ診察室へ呼ばれました。

エコーでしばらく見てもらった後、
先生の声で「イソジン」と聞こえたので、
何をされるか不安になった直後、
「少し痛い検査しますね」
と言われ、下腹部に重い痛みが走りました。

注射器で、卵管奥の血液を採取されるものでした。

1分間位でしたが、看護師さんの優しい指示で
ラマーズ法の様な呼吸法で痛みを乗り切りました。
看護師さんは検査中膝を優しくさすってくれ、
痛くて声を出せませんでしたが、心安らぎました。

そして、右卵管に肥大部と、
奥の方に血液がかなり貯まってきている状態が確認されたため
緊急手術しますとのこと。

その際、状態によっては、卵管から赤ちゃんを出すか
卵巣も一緒に摘出かの選択になると言われ、
手術までの短い時間ですが、決断を迫られました。

私は、右側の排卵痛の様なものに長年悩まされていたことと、
また同じ場所での子宮外妊娠の恐れを避けたいために、
主人と相談の上、先生に
「赤ちゃんと一緒に(卵巣も)お願いします」
と告げました。

手術までの間、車椅子で看護師さんがほぼつきっきりで
検査をしました。
 ・尿検査
 ・レントゲン(胸部・腹部)
 ・肺活量
 ・血液検査
 ・心電図

その間、主人が入院手続きをし、
検査後は、手術・麻酔・万が一の輸血の同意書と
入院のための問診表らしきものに
看護師さんに確認して貰いながら記入しました。

そして、入院、手術へ

手術は全身麻酔での腹腔鏡下手術で、へそからカメラ状のものが入り
お腹をガスで膨らませ、体内部で処置を行い
下腹部を2箇所、合計3箇所のわずかな切開で済むものです。

手術までの待機中、それぞれの担当の先生や看護師さんから
ご挨拶と説明を受け、かなりはげみになりました。

本当に子宮外妊娠なのか…
と言う不安もありましたが、
その確認も兼ねた手術だから、と言われ
安心して手術に望むことが出来ました。

静脈注射の痛み軽減のためのシールを手の甲に貼られ、
結婚指輪を含む、全てのアクセサリー、
コンタクトレンズ、眼鏡は着用できないため外し、
何もつけず病衣に着替えました。
病室から手術室までは、車椅子で行きました。

私は出血があったため、手術ぎりぎりまで
ショーツは着用許可をもらい、
手術後受け取ることが出来ました。

手術台には自分であがり、仰向けに寝ました。
心電図や血圧計をつけられ、手の甲の静脈に針を刺され、
「もうそろそろ眠くなりますからね?」
と看護師さんに言われて、気づけば眠った様でした。

「手術、終わりましたよ」
と言われ顔へトントンの感覚で目が覚めました。
ずっと夢をみていて、あっという間でした。

痛みも感じず、ただ眠いだけでした。

麻酔が切れ掛かる頃、わずかに痛みを感じましたが、
腹腔鏡下手術は傷もわずかなためか、
人にもよると思いますが、我慢をしなくても
堪えれる痛みでした。

尿管の違和感はありませんでしたが、
喉の管の違和感はしばらく残りました。
これは入院中には治りました。

ただ、麻酔の所為か、その日の夜、吐き気が数回ありました。

手術の次の日、朝ごはんに三分粥が出ましたが、
約30時間ぶりに口にした割には
200g程を抵抗無く間食できました。

抗生剤等の点滴が連続でしばらくありましたが、
半分は手術時からの針でして頂けたため、
腕などへの負担が少なくて良かったです。

起き上がることも、試したら出来たため、
身体を拭いてもらう時に楽でした。

3つの傷口には透明なシール状のものが貼ってあり
防水で、触れても割と平気でした。

昼には尿管も抜いてもらい、トイレも
最初の一度だけ付き添いで、
あとは全て一人で行けました。

尿管を抜くのは勇気がいりましたが、
特に痛みも無くスムーズに済み、
その後もトイレで少し沁みた位ですぐ治りました。

次の日には白米も食べれましたし、
回復がとても早かったです。

下腹は生理痛の様な痛みがありましたが
傷自体は日に日に楽になりました。
また、許可を貰って、持参の痛み止めを
飲むことが出来、かなり精神的にも楽でした。

入院中は、食事を食べた量と
トイレの回数を自分で記録するように言われ
体温と血圧を定期的に測りに来られました。

私は手術の夜に38度近い熱が
一時ありましたが、すぐ微熱まで下がり、
その後は妊娠初期のような
朝は平熱、夜は微熱の状態がしばらく続きました。

病室が産婦人科だったため、
精神的にきついこともありました。
ただ、手術を担当してくださった方や
主治医の先生、あらゆる方が様子を
確認してくださり、かなり救われました。

3日目からはシャワーの許可もおり、
心身ともにすっきりしました。

なお手術後ほとんどの方が出血があるらしいのですが
私は生理用品が必要ない程でした。

手術から5日目に退院し、
退院翌日から3日間位出血がありましたが、
時期止まりました。

なお私の腹痛の原因は、手術で判明した
重度の子宮内膜症が原因ではないかと
勝手に考えています。

退院翌日、諸手続き等のため
主人同伴で車椅子を借りて
動きましたが、午後にはぐったりし、
吐き気に襲われました。

それからはしばらく安静にして
元気に回復しています。


事務職の方だと、早い方で一週間から十日で
仕事に復帰できる様です。

立ち仕事や運動量によっては、
三週間は明けた方が良い様です。

長々とすみません。
誤字、題名切れ申し訳ありません。

参考になればと、思うことを優先し、
心情はある程度省かせて頂きました。

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