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妊婦の尿漏れストレス

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変化に戸惑う

妊娠前は尿漏れ(にょうもれ)と無縁だった人が多いので、妊娠中の尿漏れ症状に戸惑う人もいます。

妊娠継続のためのホルモンが骨盤底筋など下腹部の筋肉をやわらかくし、下腹部に力を入れることもお腹が張るので控えめにする必要があります。そのため、妊娠中に下腹部の筋肉を鍛えることはちょっと難しいのです。

こうした変化を受け入れることができる人と、変化に驚いてしまう人がいます。それだけ妊婦の体には変化があるということです。

恥ずかしい

妊娠トラブル

妊娠中に突然、尿漏れになる妊婦さんは多くいます。「尿漏れ=おもらし」と考える人が多いのも確かです。

妊娠中でもしっかりしようとする気持ちが強い、真面目な人や頑張っている人ほど尿漏れを恥ずかしく感じるようです。

大人になってからの尿漏れは、恥ずかしいと思う気持ちが強いのも仕方ないことです。

「妊娠中だから」「妊婦だから」という言葉は言い訳や甘えに聞こえることもありますが、尿漏れは言い訳や甘えには当てはまりません。

妊婦の尿漏れは、妊娠中の体の変化の影響であって、性格が大きな原因ではありません。だから恥ずかしいと思うよりも、妊娠症状の1つだと考えてみましょう。

外出しにくい

尿漏れは下着にちょっとシミができる程度なら軽い症状です。下着だけではなく洋服まで汚れてしまうこともあります。これでは、せっかくの安定期以降もお出かけしにくくなってしまいます。

特に妊娠後期は、適度な運動としてウォーキングがおすすめですが、歩いている最中でもちょっとした刺激があるだけで尿漏れしてしまう妊婦さんもいます。

尿漏れ対策グッズは買いにくい

妊娠中とはいっても、尿漏れグッズのイメージからして人前で購入することが恥ずかしい人は沢山います。

妊婦が尿漏れしやすいと理解している人は、経験者や妊婦が身近にいる人です。こうした妊娠トラブルを知らない人も沢山いるのです。

わりきって買い物したいものの恥ずかしさが残る人や、お腹の張りや疲れでなかなか買い物に出かけられない人は、インターネットや通販を利用してください。商品は見えないように梱包され、受け取りも指定できるのでプライバシーも守られます。

お産に向けて悪化する

尿漏れは、お産に向けて悪化するケースがほとんどです。つわりは妊娠初期に強くでて、その後の安定期以降は症状が落ち着くか、特定の症状だけが残ります。

それに比べて尿漏れは、妊娠後期に入るほど症状が目立ち、頻尿(ひんにょう)とあわせて回数も頻繁になりがちです。

なんのトラブルもなくお産を迎えたいときに目立つ症状は心配です。でも、どうして尿漏れになるのかを知れば悪化ではなく、妊娠症状の1つだと納得できます。

赤ちゃんが順調に育って、妊婦の子宮が大きくなるにつれて子宮を支える筋肉はやわらかく柔軟になります。これは赤ちゃんのいる子宮の重みを負担なく支えるためと、お産のときに赤ちゃんの通る産道を作りやすくする目的があります。

筋肉がやわらかくなることで子宮よりも下にある膀胱(ぼうこう)は、上から圧迫されて割れそうになる風船のようです。これも赤ちゃんが成長して子宮が大きくなっている証拠です。つまり妊婦の尿漏れは、お産にむけて体が準備をしているサインの1つです。

尿漏れとの付き合いかた

特別視しない

妊娠中だから、尿漏れは当たり前だと思ってください。尿漏れを特別に考えるほど、恥ずかしくなったりストレスを重ねてしまいます。

みんな口にしないだけで、頻尿や尿漏れは妊娠症状として経験しています。だから、あまりトラブルとして考えないことも必要です。

温める

寒いと尿漏れしやすくなります。お腹まわりが冷えないように気をつけましょう。

飲みものや食事でも、体の中を温めるようにします、これは尿漏れだけではなく、妊婦の子宮を温めることにも繋がるので症状にこだわらずに、おすすめします。

赤ちゃん

焦らないこと

尿漏れになったら、通常はすぐに完治を目指すべきです。でも、妊娠中に限ってはお腹に力が入ったり、負担をかけることは厳禁です。

妊娠中は対処方法を中心に、産後は改善を中心に頑張ります。妊娠中はあまり無理をせず、焦らず可能なストレッチだけを選びます。

尿漏れを治すというよりは、子宮や膀胱を支える骨盤低筋という筋肉を鍛えることがポイントです。この筋肉をゆるめたり開くことで、赤ちゃんがお産のときに出口までスムーズに動くのです。

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