多くの妊婦さんはからだに大きなトラブルもなく無事に赤ちゃんを出産していきます。しかしどんな些細な症状にだってトラブルの可能性はあります。
妊娠中のからだのトラブルはあっという間に重症になるケースがあります。そのときには心構えと医師の対応が重要になってきます。
妊娠中は医師の説明や意見は絶対的なものがあります。しかしどんなに素晴らしい医師だって何もかも知っているわけではないし、いつだって正しい判断を下せるわけではありません。
トラブルが起こったときに危ないのはあなたの赤ちゃんです。不安なときは医師の説明だけではなく落ち着いてより多くの情報を集めましょう。
何か特別な症状が起きたときは、医師にしっかり伝えてしっかり説明を受けるようにしましょう。タイミングを逃すと検診期間があいて不安が大きくなるばかりか、症状が悪化する可能性もあります。
どうしても大きな病院が安心という心理が働きますが、いざというときには頼りになるとは限りません。医師がたびたび変わったり、診察に口を挟みづらい雰囲気だったりすることがトラブルの発見を遅らせることもあります。
他の医師の診察を受けることをセカンドオピニオンといいます。主治医の説明に納得がいかないとき、診察が信頼できないとき、また対応に大きな不安が残るときはセカンドオピニオンを考えてみてください。
実際に医師によって対応は様々で、まったく正反対なことを言われる場合もあります。
参考書や参考HPでは、確率の低い症状やトラブルに対して多くの場合「ほとんど影響ありません」とか「まず心配はいりません」という書き方が目に付きます。実際この「e-妊娠」でもそのようなページがあります。
しかしどんなに確率が低くたってトラブルが起こる可能性はあるのです。何か特別な症状が出た場合は情報を過信しすぎないことが大切で、必ず医師に相談をしてください。
全国の精神保健福祉センター
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