
妊娠に重要だといわれるビタミン「葉酸」ですが、4月3日は「葉酸の日」と言われています。そこでこのページでは妊娠と葉酸の関係について説明してみます。
また日本産科婦人科学会でも妊娠中に葉酸摂取を怠ると、神経系の先天異常を招く恐れもあると妊婦さんに注意を与えています。
とくに葉酸は赤ちゃんのさまざまな機能が形成される「妊娠初期」の摂取がもっとも重要で、海外ではこの時期に無料で葉酸が配布される国もあるくらいなのです。また葉酸は流産の予防、さらにつわりを軽減させる効果もあると言われています。
葉酸は妊娠を望む女性、あるいは妊娠の可能性がある女性にとっても大切なビタミンです。妊娠が確定する頃(生理予定日から1週間頃)にはすでに妊娠5週に入っており、この以前からすでに赤ちゃんの細胞分裂が始まっているからです。
しかし妊娠中の葉酸の重要性はそれほど知られておらず、ある調査(30代の女性600人を対象:葉酸と母子の健康を考える会)では、葉酸を知っていると答えた人が「76,5%」と全体の4分の3程度にとどまり、さらに知っている人の中でも73,3%の人が「特に意識して摂取していない」と答えています。
では具体的に葉酸は1日にどれくらい摂取すればいいのでしょうか?
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2005年版」では成人で1日240μgを推奨量として提示しています。さらに妊婦では440μg、授乳時で340μgの摂取を推奨量としています。また葉酸摂取の1日の上限は1000μgとしています。
| からし菜 | 310μg |
| みずかけ菜 | 240μg |
| ほうれん草 | 210μg |
| ブロッコリー | 210μg |
| グリーンアスパラガス | 190μg |
| いちご | 90μg |
| マンゴー | 84μg |
| 鶏レバー | 1300μg |
| 牛レバー | 1000μg |
| 豚レバー | 810μg |
上記のとおり、葉酸は日常生活で決して補えないものではありません。しかし葉酸は水に溶けやすく熱に弱く体内にも吸収しにくいことから、医師が葉酸サプリメントを薦める場合も多いようです。